社会への貢献

Social Social

金融を通じて社会の発展に貢献することは、私たちMUFGの使命です。例えばインベストメント・チェーンにおける「販売会社」、「運用機関」としての役割を確り果たしていくこと、例えばお取引先企業の課題解決ニーズにグループ一体となってお応えすること、そして投資を身近に感じていただくための教育プログラムやセミナーの開催。さまざまな機能を有する総合金融グループとして、お客さまのニーズにお応えしていきます。

インベストメント・チェーンの高度化

家計の安定的な資産形成と社会および経済の持続的成長には、インベストメント・チェーン(投資の連鎖)の高度化が不可欠です。MUFGは、インベストメント・チェーンにおいて「販売会社」と「アセットマネージャー」の役割を担っています。

インベストメント・チェーン概念図

販売会社としての役割を果たしていくために〜お客さま本位の業務運営の徹底

MUFGは、お客さま本位の取り組みの一層の徹底を図るため、「MUFGフィデューシャリー・デューティー基本方針」を制定しています。また、MUFG、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングスでは、お客さま本位の業務運営態勢のさらなる強化を目的に、経営会議傘下の委員会として「フィデューシャリー・デューティー推進委員会」を設置しています。同委員会を4社合同で開催することで、お客さま本位の業務運営態勢のさらなる強化やベストプラクティスの共有を含めたグループ一体での業務推進を図っています。さらに、こうしたお客さま本位に向けた各社の取り組み状況を定期的に公表していきます。

「MUFGフィデューシャリー・デューティー基本方針」および各社の取り組みの詳細は、こちらをご参照ください。

アセットマネージャーとしての役割を果たしていくために〜スチュワードシップ責任の遂行

MUFGは、お客さまの大切な資産を受託する運用機関(アセットマネージャー)に相応しい能力・専門的な知識をもって、投資先企業と中長期的視点から持続的成長を促すことを目的とした対話(エンゲージメント)を行うことが、投資先企業の持続的成長と、受益者の中長期的な投資リターンの向上に繋がるものと考えています。三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ国際投信、MU投資顧問は、「責任ある機関投資家」の諸原則《日本版スチュワードシップ・コード》を受け入れ、これに沿ったスチュワードシップ活動とその実効性向上に向けた取り組みを行っています。

スチュワードシップ委員会の設立

信託銀行では、議決権行使やエンゲージメント活動および投資行動が、投資家の利益最大化を確保するために十分かつ正当であることを検証する機関として、「スチュワードシップ委員会」を設置しています。スチュワードシップ委員会は、独立性・中立性を確保するため、取締役会傘下に設置されており、議決権行使等に係る各方針やルールの適切性およびそれらに基づいた各種の取り組み状況についての審議を行っています。審議内容は取締役会へ報告されるとともに、その検証内容を自己評価として公表しています。

徹底した利益相反管理

MUFGは、スチュワードシップ責任を果たす上で想定しうる利益相反を防止するため、利益相反管理方針を定め、それに基づいた体制・ルールを整備しています。例えば、信託銀行では、法人顧客と直接的な接点を持つ部署と受託財産の運用部署との間の人事異動を制限しているほか、議決権行使や投資判断への影響力行使や情報遮断のルールを明確にするなど、スチュワードシップ活動の実効性を一層高める取り組みを行っています。

中長期的な投資リターンの拡大をめざして

議案別議決権行使状況(国内株式)

信託銀行は、インベストメント・チェーンの一員として、投資先の企業価値向上や持続的成長を促し、受益者の投資リターンの拡大をめざしています。具体的には、上記に加え以下の取り組みを行っています。

投資先企業との対話と「エンゲージメント会議」による共有・評価

  • ・アナリスト・ファンドマネージャー」は、4つの視点(中長期的な事業戦略、財務戦略、コーポレートガバナンス、情報開示姿勢)に基づき対話。
  • ・「議決権行使専門部署」は、主にコーポレートガバナンスの観点から対話。
  • ・対話内容を「エンゲージメント会議」で共有・評価し、良質な対話を行うための課題認識・次期の方針を策定。独自に定めたガイドラインに則り議決権行使
  • ・受益者の投資リターンの拡大を目的として、企業との対話結果等も活用しつつ自らの責任と判断のもとで議決権を行使。
  • ・議決権行使プロセスの透明性向上のため、判断基準の詳細をホームページにて公表。

議決権行使結果と賛否理由を個別開示

  • ・2016年7月から2017年4月に開催された株主総会459、議案数1,537件に対する議決権行使結果は右表のとおり。
  • ・個別の賛否理由は2017年8月に開示。
  • *詳細は、三菱UFJ信託銀行の該当ページDこちらをご参照ください。

金融機能を通じてお客さまの成長に貢献

2015年9月に国連で「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」が採択され、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)が策定されました。企業には、事業を通じた社会課題解決への貢献がますます求められています。MUFGは、お客さまへの金融サービスの提供などを通じて、さまざまな社会課題の解決に貢献します。

企業の成長をサポート

企業には、「創業期」「成長期」「成熟期」「事業再生」といったビジネスステージがあります。MUFGでは、各ビジネスステージに応じた最適なサービスを提供しています。

図

海外展開のパートナーとして

企業のグローバル化が進むなか、多くの日系企業が生産拠点の設立や販路拡大などを目的に海外展開を進めています。
MUFGでは、お客さまの海外進出検討段階から現地進出後のさまざまなニーズに対し、邦銀随一の海外ネットワークと長い歴史に裏打ちされた情報収集力でお応えしています。国や地域毎に幅広い経験と知見を有した担当者が、各国の投資環境や関連規制等を踏まえた地域戦略をご提案しています。また、海外拠点における資金調達の最適化、キャッシュマネジメントのソリューションやクロスボーダーM&Aに関わる財務戦略まで、国内外の拠点が一体となりお客さまの経営課題解決に資する幅広い提案を行っています。

進出企業インタビュー

イカリ消毒株式会社 海外事業部
大音 稔 部長 (インドネシア現地法人社長兼務)

弊社初の海外進出のターゲット国として、将来成長性を鑑みてインドネシアに決めましたが、外資規制等の正しい情報収集が難しく悩んでいました。そのようなとき、三菱東京UFJ銀行から正確な情報提供やアドバイスをいただいたおかげで、2017年4月の現地法人設立実現にこぎつけることができました。現在は、主に食品や医療品製造企業向けに総合衛生管理サービスをご提供しています。設立後も現地におけるビジネスマッチングや諸規制の変更内容連絡など、手厚くサポートしていただいております。

イカリ消毒株式会社

「しごとの創生・まちの創生」への貢献

人口減少問題の克服、成長力の確保を目的に、地域の活性化に向けた取り組みが国を挙げて行われています。MUFGではこの趣旨に賛同し、東京圏以外での雇用の創出やインバウンド効果のある街づくりに資する取り組みを行うお客さまに対して、円滑な資金支援とともに、事業の実現に向けたアドバイス・助言等のサポートを行う「MUFG地方創生ファンド(募集総額3,000億円)」を設立しています。2017年6月現在、90社以上のお客さまにご利用いただいています*。
また、地域活性化に資する政府の利子補給制度を活用した融資は、2017年3月末時点で累積270件となります。

  • *ご利用企業さまの詳細は、三菱東京UFJ銀行の該当ページDこちらをご参照ください。

投資を身近に感じていただくために

少子高齢化が進むなか、安定的な資産形成は社会における重要な課題となっています。MUFGは、投資をより身近に感じていただくために、世代別の教育プログラムの提供やセミナーの開催などを行っています。

【小中学生・高校生】

  • ・国内外の営業拠点が、近隣の小・中学生・高校生向けに「職場体験学習」を行っているほか、学校への「出前授業」を実施しています。
  • ・中学生・高校生が株式について学ぶプログラム「株の力」を運営しています。同プログラムは、文部科学省2016年度「青少年の体験活動推進企業表彰」で「審査委員会奨励賞」を受賞しました(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)。

【大学生】

  • ・「ローン・クレジット」などの金銭知識、家計管理、ライフプランに応じた資産形成等に関する講義を行っています。

【社会人】

  • ・資産形成に関するお客さま向けセミナーの開催や、インターネットによる情報提供を行っています。

お取引先企業に対しては、三菱UFJ信託銀行が企業年金の運用で培ったノウハウや不動産・住宅ローンに関しての専門性を活かし、さまざまな取り組みを行っています。投資教育を担う専門部署では、セミナーやWebを通じて投資や資産運用について理解を深めるためのコンテンツを提供しています。また、独自の「金融リテラシー指数」を開発し、従業員の投資教育に問題意識を持っている企業へのソリューションを提供するなど投資教育を推進するためのコンサルティング業務も行っています。2015年6月から約600回のセミナーを開催し、受講者はのべ約18,000人にのぼります。

地域社会の一員として

MUFGは、事業を行っている各地のコミュニティの発展を支えるとともに、日本と世界から信頼される存在であり続けるために、さまざまな取り組みを行っています。

マイクロファイナンス

クルンシィ(アユタヤ銀行)は、ASEAN諸国において、金融サービスへのアクセス機会が十分でない低所得者層等に対するマイクロファイナンスにより、彼らの自立を支援しています。
特にタイ国内では、銀行系唯一のマイクロファイナンス子会社Ngern Tid Lorを通じて、オートローンやナノファイナンス(小口ローン)を提供し業界をリードしています。

グローバルボランティア強化月間 - MUFG Gives Back

2016年度ボランティア時間約27万時間*2016年11月MUFG Gives Back 39の国・地域でのべ6,500人以上の従業員が参加
  • *三菱東京UFJ銀行およびMUFGユニオンバンク、クルンシィ(アユタヤ銀行)の合計

MUFGは、世界各地の従業員が一斉に地域貢献活動を行う取り組みを2013年から毎年実施しています。東日本大震災の復興で、日本が世界中から受けてきた支援に対する感謝の気持ちを世界の人々に伝える機会として、この取り組みをMUFG Gives Back」と名付け、活動を展開しています。

  • *スリランカ・コロンボ出張所の従業員が集中豪雨による洪水被害を受けたKumarathungaMunidasa中学校を訪問し、生徒たちに新しい靴や靴下を寄付しました。
リランカ・コロンボ 従業員