デジタルストラテジー

フィンテックの一歩先へ。新世代のオープンイノベーション

MUFGの金融ビジネスに関する知見と長年培った「安心・安全」。FinTech企業の新しいアイデアやサービス。これらを組み合わせた、従来にない、便利で安全なサービスが、今、始まっています。

MUFG APIsの提供

スマートフォン等デジタル機器の普及により、お客さまのインターネットサービスのご利用が増加、またFinTech企業の登場やビッグデータ、人工知能(AI)等の新技術によるサービスの高度化も進んでいます。

なかでも、オープンイノベーションの一環として、企業が自社機能をAPI*としてインターネット上に公開し、外部企業が自社の技術やアイデアと組み合わせて新サービスを展開する「オープンAPI」の取り組みが普及しはじめています。

MUFGではこうした流れを受け、日本の銀行で初めて外部企業が銀行APIを利用したサービスアイデアを競うハッカソンを2016年3月に開催しました。また2017年4月には、法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」のAPIの提供、外部企業との連携を開始しました。

今後も新たなAPIの提供、外部企業との連携を通じて、革新的なサービスの提供をめざしていきます。

  • * Application Programming Interfaceの略。アプリケーションを呼び出す接続仕様
MUFG APIsの提供

米Ripple社の次世代決済ネットワークに参画

米国Ripple社が開発した海外送金ネットワークは、メッセージング機能と、ブロックチェーン関連技術を用いてリアルタイム送金・決済機能を実現した次世代決済ネットワークです。

MUFGは、三菱東京UFJ銀行を通じて、国内外双方に設立された実用化検討の枠組みに参画しており、特に海外では、アジア初の参加行として国際決済ネットワークのルール策定に協力しています。

当該ネットワーク構築により、国内外決済の短縮化・安全性維持・効率化が期待されており、2017年度の実証実験を経て、早期の実用化をめざしています。

Alpacaとの協業

Alpaca社は、金融とAIを融合させ、これまでにないサービスを開発しているベンチャー企業です。2016年8月にMUFGが主催したアクセラレータ・プログラムに参加し、準グランプリを獲得しました。

現在、同社が強みを持つDeep learningを活用し、MUFG内で複数のプロジェクトが進行しています。例えばカブドットコム証券では、同社のチャート画像認識サービスを活用して個人投資家向けチャートツール「AlpacaSearch for kabu.com」をリリースしました。また、じぶん銀行では、AIを活用した外貨預金サポートツール「AI外貨予測」の提供を開始しました。三菱東京UFJ銀行では、AIによる相場予測やニュース解析を行うAIトレーディングなどの提供をめざしています。

MUFGでは、外部企業と連携し、従来にはない新しいサービスを提供していきます。

Alpacaとの協業

MUFGコインの試行開始

MUFGコインの試行開始

私たちが普段使用している現金は、どこでも使える一方、入手・保管・輸送など、目には見えないコストと時間がかかっています。MUFGは、ブロックチェーンを使った低コストで利便性の高いデジタル通貨「MUFGコイン」を、現金に代わる新しい金融インフラとして提供し、日本のキャッシュレス化を促進します。

利便性や即時性の高い送金、小数点以下のマイクロペイメントによる新しい決済体験、決済サービスを提供する法人のコスト削減効果が、利用者個人に還元されるなど、現金では実現できない世界を提供していきます。

2017年5月に、社内で試行を開始しています。一般のお客さまにもお使いいただけるよう検討を進めていきます。