再生可能エネルギー等の推進と普及
再生可能エネルギープロジェクトファイナンス
MUFGは再生可能エネルギー事業に関連したファイナンスリードアレンジャーのリーグテーブルにおいて、民間のグローバル金融部門で世界トップレベルの実績を上げています。
2021年5月には、再生可能エネルギー事業へのプロジェクトファイナンスによるCO2削減に関して、2019年度から2030年度の累計で7,000万トンを削減する目標を設定しました。これは、日本の約半分の世帯による年間CO2排出量に相当します。
なお、再生可能エネルギー事業へのプロジェクトファイナンスの各年度末時点での全アセットによるCO2削減効果は以下のとおりです。
(各年度末時点で与信残高のある再生可能エネルギープロジェクトの発電量、設備利用率、排出係数より算出した、1年間のCO2削減効果です。MUFGの与信への寄与度を考慮後の値となります。)

太陽光ファンド(エコロジー・トラスト)の組成
三菱UFJ信託銀行では、2018年度より毎年太陽光ファンドを組成し、投資商品として提供しています。投資家の皆さまからは太陽光発電という安定した収益が得られる新たな運用選択肢ができたと、好評をいただいています。
積極的に再生可能エネルギーへの投資を行っており、規模、投資額は、29発電/288MW/ 1,230億円(ファンド組成済み除く)に上ります。地域の事業者、行政、住民と関係の深い案件を中心に取り組むことで地方創生にも貢献しています。
179億円
13,000世帯分
グリーンローン・グリーン私募債の実行
環境に配慮した経営を支援
エネルギー使用合理化支援ローン(通称:エネ合ローン)
環境会計-融資を通じたCO2削減効果と経済効果
環境負荷低減を目的としたMUFGの商品・サービス
ESGへの取り組みに係る評価制度および融資商品「JREIT向けESG評価ローン」
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、ESG経営をめざすJ-REITに対し、その取組みを評価しスコアリングを付与する商品をご提供しています。ESGに関する取組について、お客さまの現状と今後の課題認識にご活用ください。
グリーンボンドの引受
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、引受証券会社としてグリーンボンド市場の黎明期からリーディングハウスとして市場を牽引しています。グリーンボンドの引受金額、およびグリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント(注1) のシェア割合ともに国内1 位です。
また2019年度からClimate Bonds Initiative (注2) が運営するClimate Bonds Parteners Programmeへ加入しており、Climate Bonds Initiativeを重要なパートナーとして協働することで、今後もグリーンボンドマーケットの拡大に寄与していきます。
- グリーンボンドのフレームワーク策定等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う企業のこと
- Climate Bonds Initiativeとは、ロンドンに拠点を置く国際的な組織で、低炭素・気候耐久経済への迅速な移行のために必要なプロジェクトや資産への投資を促進する活動を行っています。Climate Bonds Parteners Programme は、気候変動対応や低炭素投資に貢献する、持続可能なグリーンボンド市場の成長のため、投資家とステークホルダーの活動や教育プロジェクトを支援しています。
順位 | 企業 | 件数 | 額(億円) | シェア(%) |
---|---|---|---|---|
1 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 94 | 4,146.9 | 24.5 |
2 | みずほ証券 | 96 | 3,720.7 | 22.0 |
3 | SMBC日興証券 | 98 | 3,204.3 | 18.9 |
4 | 野村證券 | 73 | 3,003.1 | 17.7 |
5 | 大和証券 | 60 | 2,298.9 | 13.6 |