事業活動における環境負荷の状況
オフィスの環境会計情報の集計
自社排出のネットゼロ
MUFG は、2030 年までに当社自らのGHG 排出量(注1)のネットゼロをめざします。引き続き省エネに取り組み、使用エネルギーを削減する努力を続けることに加え、電気自動車(EV)への切替によりガソリン使用量を削減・電化するとともに、使用電力の再エネ化を推進し、2030年までにネットゼロを実現します。また、再エネ電源の増加に直接的に貢献するため、生グリーン電力(注2)の新設・導入にも取り組みます。
海外では、国内施策の推進や欧州拠点での再エネ導入実績を通じてノウハウを蓄積しながら、各国の脱炭素化促進に向けた政策や制度の整備状況も考慮した上で、対応の具体化を加速します。
- GHG プロトコルにおけるScope 1 およびScope 2
- 風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの再生可能エネルギーにより発電されたグリーン電力そのものを、発電所から需用者に直接送るというもの。需用者はグリーン電力を「みなし」ではなく、自身が使用する電気として直接使用することができる
三菱UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
三菱UFJニコス
循環型社会の形成に向けた取り組み
プラスチックごみ削減への取り組み
- 使用後ペットボトルの分別回収
- 営業拠点等で行う地域貢献活動における、清掃活動等の実施
- 廃棄物リサイクル率90% 以上に目標を定め、資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実施
(なお、2021年度実績は本館91.6%) - プラスチックに関連するお客さまへの、プラスチック規制の動向・影響をご説明する資料や、プラスチック規制を踏まえた事業戦略等に関する資料等による情報提供および取り組みのサポート
ごみ削減への取り組み
三菱UFJ銀行
中長期計画 | リサイクル率90%以上を定着させる |
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2022年度目標 | 東京・名古屋・大阪の各本部ビルにおける廃棄物リサイクル率を90% 以上とする |
2021年度活動結果 |
【東京(本館)】 91.6% 【名古屋(名古屋ビル)】 61.5% 【大阪(大阪ビル)】 53.2% |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券
クルンシィ(アユタヤ銀行)
クルンシィでは、2018年より「Krungsri Zero Waste」プロジェクトを推進しており、ごみ問題に対する社員の意識を高め、埋立ごみの資源化や減量に繋がるような廃棄物管理に取り組んでいます。
同プロジェクトでは社員が「ごみゼロ」を意識して行動するよう、廃棄物管理に関する研修やごみ分別キャンペーン、プラスチックごみによる環境汚染問題に対応するために使い捨てプラスチックの利用を避けるキャンペーンを実施しています。
またクルンシィはごみ固形化燃料として再利用可能なごみの廃棄を2022年内になくす事をめざしています。リサイクルができない一部のごみを固形化燃料として資源化することで埋立ごみの更なる削減をめざし、ごみ問題に対する効率的で長期的な解決をめざします。
資源保護への取り組み
水資源
クルンシィ(アユタヤ銀行)
クルンシィでは、環境経営と資源保全を促進・支援するため「環境・資源・労働衛生・安全のためのポリシー」を公表し、「水の消費量」を含む遵守すべき11の指標を設定しています。
<水の消費量>
・水資源の適切かつ効率的な扱い方について共有
・適切な利用時間を規定(例:植物への水やり、建物前の清掃等)
・節水機能等を備えた、環境に優しい衛生陶器の設置
・廃水の再利用ガイドラインの規定(例:廃水処理基準、廃水の再利用)
・毎月の水消費量の記録
紙資源
三菱UFJ銀行
- 古紙パルプ配合率70%以上の用紙
