【添付資料】
○添付資料の目次
1.当四半期連結累計期間の経営成績等の概況…………………………………………………………2
2.四半期連結財務諸及び主な注記………………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書…………………………………………5
(3)会計方針の変更………………………………………………………………………………………7
(4)セグメント情報等の注記……………………………………………………………………………8
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記………………………………………………10
(6)継続企業の前提に関する注記………………………………………………………………………10
(7)四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記……………………………………………10
(8)追加情報………………………………………………………………………………………………10
(補足説明資料)
2025年3月期第1四半期決算説明資料
1.当四半期連結累計期間の経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
業務粗利益(為替影響:約+700億円)
・Bank of Ayudhya Public Company Limited(以下、「クルンシィ(アユタヤ銀行)」という。)決算期変更
影響約+1,635億円に加えて、海外における買収影響、貸出資金収益増加、ソリューション・資産運用等の手数
料ビジネスの好調等を主因に増加
営業費(為替影響:約+400億円)
・クルンシィ(アユタヤ銀行)決算期変更影響約+847億円や、海外における買収影響に加えて、主に海外の人件
費がインフレ・為替影響で増加
与信関係費用総額
・クルンシィ(アユタヤ銀行)決算期変更影響約△430億円や、海外における買収影響に加えて、主に海外で個別
要因による貸倒引当金繰入を計上し、費用増加
持分法による投資損益
・前年のMorgan Stanley決算期変更影響除きでは、Morgan Stanleyの好調な業績を主因に増加
その他の臨時損益
・退職給付費用の改善や、前年に計上した一過性費用の剥落等で、前同比増加
親会社株主に帰属する四半期純利益
・Morgan Stanleyとクルンシィ(アユタヤ銀行)の決算期変更影響控除後*1の前同比では+551億円と実質増益。
通期目標に対する進捗率は37%と、好調なスタート
*1 2024年3月期第1四半期に計上したMorgan Stanley決算期変更影響額795億円及び、2025年3月期第1四半期に計上したクルンシィ
(アユタヤ銀行)決算期変更影響額218億円を調整
※損益状況は決算説明資料 P1をご参照ください
(2)財政状態の概況
総資産
・前連結会計年度末比3兆5,955億円増加し、407兆2,626億円
純資産
・前連結会計年度末比6,236億円増加し、21兆3,705億円
主要な勘定残高
・(資産の部) 貸出金 前連結会計年度末比5兆9,047億円増加し、122兆7,304億円
有価証券 前連結会計年度末比6兆1,468億円減少し、80兆7,316億円
・(負債の部) 預金 前連結会計年度末比4兆5,550億円増加し、228兆5,901億円
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(3)会計方針の変更
(法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準の適用)
企業会計基準第27号「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年10月28日企業会計基準委員会。)等を当第1四半期連結会計期間の期首より適用しております。
当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を期首の利益剰余金に反映しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間の期首において、利益剰余金6,119百万円増加、繰延ヘッジ損益1,896百万円減少、繰延税金負債4,223百万円減少しております。
(在外子会社におけるIFRS会計基準に基づく会計処理の適用)
当社の連結決算において利用するクルンシィ(アユタヤ銀行)の連結財務諸表について、従前は米国会計基準を適用しておりましたが、当第1四半期連結会計期間の期首より、IFRS会計基準を適用しております。
当該変更は、当社グループのIFRS会計基準適用に向けたグループ内のインフラ・体制整備に関する検討を行っている中で、「(8)追加情報 (重要な連結子会社の仮決算実施)」に記載の当社の連結決算日における仮決算実施によるIFRS会計基準を適用したクルンシィ(アユタヤ銀行)の連結財務諸表を作成する体制が整ったため、先行してこれを当社の連結決算に利用することが従前よりも適時性の高い当社の連結財務諸表の提供に資すると判断したためであります。
当該会計方針の変更が、当社の前連結会計年度の連結財務諸表及び1株当たり情報に与える影響は軽微であります。
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、業務執行の意思決定機関である経営会議が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、顧客特性・業務特性に応じてグループ一体となり包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社グループは、顧客・業務別のセグメントである、「リテール・デジタル事業本部」「法人・ウェルスマネジメント事業本部」「コーポレートバンキング事業本部」「グローバルコマーシャルバンキング事業本部」「受託財産事業本部」「グローバルCIB事業本部」「市場事業本部」及び「その他」を報告セグメントとしております。
リテール・デジタル事業本部
:リアル・リモート・デジタルを通じた、個人のお客さま(ウェルスマネジメントを除く)、法人に対する金融サービスの提供
法人・ウェルスマネジメント事業本部
:法人とウェルスマネジメントのお客さまに対する金融サービスの提供
コーポレートバンキング事業本部
:国内外の日系大企業に対する金融サービスの提供
グローバルコマーシャルバンキング事業本部
:海外の出資先商業銀行等を通じた、個人、中堅・中小企業に対する金融サービスの提供
受託財産事業本部
:国内外の投資家、運用会社、事業会社等に対する資産運用・資産管理・年金サービスの提供
グローバルCIB事業本部
:非日系大企業に対する金融サービスの提供
市場事業本部
:顧客に対する為替・資金・証券サービスの提供、市場取引及び流動性・資金繰り管理業務
その他
:上記事業本部に属さない管理業務等
(報告セグメントの変更に関する事項)
当社グループは、当第1四半期連結累計期間よりスタートさせた中期経営計画において、グループ一体運営を通じグループ総合力を一層発揮していくため、「デジタルサービス事業本部」と「法人・リテール事業本部」を「リテール・デジタル事業本部」と「法人・ウェルスマネジメント事業本部」に再編しており、報告セグメントについても再編後の事業本部としております。
また、当第1四半期連結累計期間より、事業本部間の粗利益・経費の配賦方法を変更しており、報告セグメントの利益の算定方法を変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分方法に基づいております。
2 報告セグメントごとの粗利益及び営業純益の金額に関する情報
前第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおりま
す。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
当第1四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年6月30日)
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおりま
す。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
3 報告セグメントの営業純益の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(7)四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む)及びのれん償却額は、次のとおりであります。
(8)追加情報
(重要な連結子会社の仮決算実施)
当社の重要な連結子会社であるクルンシィ(アユタヤ銀行)は12月31日が決算日であり、従前は同社の四半期決算日の四半期連結財務諸表により連結しておりましたが、当第1四半期連結会計期間の期首より、適時性の高い財務情報提供の観点から、当社の四半期連結決算日に仮決算を実施して連結する方法に変更致しました。
これに伴い、当第1四半期連結会計期間においては、クルンシィ(アユタヤ銀行)の2024年1月1日から2024年6月30日までの6ヵ月間の仮決算に基づく連結財務諸表により連結しており、仮決算実施に伴う影響額は四半期連結損益計算書を通じて調整しております。
なお、クルンシィ(アユタヤ銀行)の2024年1月1日から2024年3月31日までの経常収益は224,478百万円、経常利益は37,233百万円、税金等調整前四半期純利益は37,033百万円であります。