第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある新たな事項又は重要な変更として当社が認識しているものは以下のとおりです。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載のない限り、本四半期報告書提出日現在において判断したものです。

 なお、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目番号に対応するものです。

 

20.規制変更のリスク

 当社グループは、現時点の規制(日本及び当社グループが事業を営むその他の地域における法律、規則、会計基準、政策、実務慣行及び解釈、並びに国際的な金融規制等を含みます。以下、本項において同じ。)に従って、また、規制の変更等によるリスクを伴って、業務を遂行しております。現在進められている金利指標改革を含む、将来における規制の変更等及びそれによって発生する事態が、当社グループの事業、財政状況及び経営成績に悪影響を及ぼすおそれがあります。しかし、具体的にどのような影響が発生しうるかについては、将来において決定される規制の内容によるため、現時点でその種類・内容・程度等を予測することは困難であるとともに、当社グループがコントロールしうるものではありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであり、リスクと不確実性を内包しているため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意ください。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、以下のとおりとなりました。

 

当第3四半期連結累計期間の連結業務粗利益は、金利低下影響により資金利益が減少した一方、債券関係損益が増加した結果、前第3四半期連結累計期間比1,150億円増加して29,442億円となりました。

営業費は、前第3四半期連結累計期間比689億円増加して20,571億円となり、連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定償却前)は、前第3四半期連結累計期間比460億円増加して8,871億円となりました。

与信関係費用総額は、前第3四半期連結累計期間に計上した貸倒引当金戻入益の剥落を主因に、前第3四半期連結累計期間比1,515億円増加しました。

株式等関係損益は、ETF売却益の減少等に加え、株式等償却の増加もあり、前第3四半期連結累計期間比311億円減少しました。

このほか、持分法による投資損益が前第3四半期連結累計期間比209億円減少した一方、退職給付費用の改善等により、経常利益は前第3四半期連結累計期間比1,023億円減少して10,825億円となりました。

特別損益は、PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.株式の減損に伴うのれん一括償却を主因に、前第3四半期連結累計期間比2,114億円減少以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間比2,879億円減少して5,842億円となりました。

 

財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比32,599億円増加して3,143,988億円、純資産は前連結会計年度末比4,861億円増加して177,478億円となりました。

主要な勘定残高といたしましては、資産の部では、貸出金が前連結会計年度末比11,376億円減少して1,062,747億円、有価証券が前連結会計年度末比23,336億円減少して619,288億円となりました。負債の部では、預金が前連結会計年度末比30,028億円増加して1,831,740億円となりました。

 

なお、金融再生法に基づく開示債権比率は、前連結会計年度末比0.04ポイント上昇して0.67%となりました。

 

当第3四半期連結累計期間における主な項目の分析は、以下のとおりであります。

 

 

[経営成績の分析]

 

(単位:億円)

前第3四半期
連結累計期間
(A)

当第3四半期
連結累計期間
(B)

前第3四半期
連結累計期間比
(B-A)

連結業務粗利益

(信託勘定償却前連結業務粗利益)

28,292

(28,292)

29,442

(29,442)

1,150

(1,150)

 

資金利益

14,500

13,822

△677

 

信託報酬

945

981

36

 

 

うち与信関係費用(信託勘定)

0

0

 

役務取引等利益

9,643

9,517

△125

 

特定取引利益

1,752

2,100

347

 

その他業務利益

1,450

3,021

1,570

 

 

うち国債等債券関係損益

102

1,950

1,847

営業費

19,881

20,571

689

 

うちのれん償却額

133

197

63

連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定・のれん償却前)

8,544

9,069

524

連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定償却前)

8,410

8,871

460

一般貸倒引当金繰入額(△は繰入)

△425

△425

連結業務純益

8,410

8,445

35

臨時損益(△は費用)

3,437

2,379

△1,058

 

与信関係費用

△996

△1,114

△117

 

 

貸出金償却

△1,112

△1,150

△38

 

 

個別貸倒引当金繰入額

59

59

 

 

その他の与信関係費用

115

△23

△139

 

貸倒引当金戻入益

691

△691

 

偶発損失引当金戻入益(与信関連)

485

64

△420

 

償却債権取立益

492

632

139

 

株式等関係損益

846

535

△311

 

 

株式等売却益

1,138

1,179

40

 

 

株式等売却損

△169

△365

△196

 

 

株式等償却

△123

△278

△155

 

持分法による投資損益

2,418

2,208

△209

 

その他の臨時損益

△500

52

552

経常利益

11,848

10,825

△1,023

特別損益

△338

△2,453

△2,114

 

うち減損損失

△231

△433

△202

 

うち持分変動損失

△152

△213

△60

 

うちのれん償却額

△2,074

△2,074

 

うち子会社株式売却益

305

305

税金等調整前四半期純利益

11,510

8,371

△3,138

法人税、住民税及び事業税

1,400

1,419

19

法人税等調整額

639

385

△254

法人税等合計

2,039

1,805

△234

四半期純利益

9,470

6,566

△2,903

非支配株主に帰属する四半期純利益

747

723

△24

親会社株主に帰属する四半期純利益

8,722

5,842

△2,879

(参考)

 

 

 

与信関係費用総額(△は費用)*

673

△842

△1,515

 

*与信関係費用(信託勘定)+一般貸倒引当金繰入額+与信関係費用(臨時損益)+貸倒引当金戻入益
+偶発損失引当金戻入益(与信関連)+償却債権取立益

 

 

[財政状態の分析]

以下、(2行合算)は、株式会社三菱UFJ銀行及び三菱UFJ信託銀行株式会社の単体数値の単純合算を示しております。

 

(i)貸出金(含む信託勘定)

貸出金(含む信託勘定)は、海外子会社が増加も、海外店及び国内店が減少し、前連結会計年度末比11,334億円減少して1,066,397億円となりました。

 

(単位:億円)

前連結
会計年度末
(A)

当第3四半期
連結会計期間末
(B)

前連結会計
年度末比
(B-A)

貸出金残高(含む信託勘定)

 

1,077,731

1,066,397

△11,334

うち国内店*

 

631,626

624,470

△7,155

うち住宅ローン

 

151,219

149,157

△2,062

うち海外店

 

258,665

245,645

△13,020

うち国内子会社〔アコム〕

 

11,090

10,903

△186

うち国内子会社〔三菱UFJニコス〕

 

1,989

1,837

△152

うち海外子会社〔MUAH〕

 

94,259

93,977

△282

うち海外子会社〔アユタヤ銀行〕

 

42,746

46,925

4,179

うち海外子会社〔MUFGバンク(ヨーロッパ)〕

 

14,725

13,417

△1,307

うち海外子会社〔バンクダナモン〕

 

9,804

9,804

 

2行間の貸出金及び持株会社、MUAH、並びにアユタヤ銀行向け貸出金を除いております。

 

<参考> 金融再生法開示債権の状況(2行合算+信託勘定)

金融再生法に基づく開示債権比率は、前連結会計年度末比0.04ポイント上昇して0.67%となりました。

 

(単位:億円)

前連結
会計年度末
(A)

当第3四半期
連結会計期間末
(B)

前連結会計
年度末比
(B-A)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

 

1,066

1,625

559

危険債権

 

3,514

2,898

△615

要管理債権

 

1,812

2,117

305

開示債権合計(A)

 

6,392

6,641

249

総与信合計(B)

 

1,020,886

988,070

△32,815

開示債権比率(A)/(B)

 

0.62%

0.67%

0.04%

 

 

(ⅱ)預金(2行合算)

預金(2行合算)は、国内法人預金その他が減少した一方、国内個人預金が増加し、前連結会計年度末比12,147億円増加して1,650,769億円となりました。

 

(単位:億円)

前連結
会計年度末
(A)

当第3四半期
連結会計期間末
(B)

前連結会計
年度末比
(B-A)

預金

 

1,638,622

1,650,769

12,147

うち国内個人預金

 

770,109

796,849

26,739

うち国内法人預金その他

 

630,304

617,439

△12,865

うち海外店

 

229,669

231,090

1,421

 

*譲渡性預金、特別国際金融取引勘定分、並びに2行間の一部預金を除いております。

 

 

(ⅲ)その他有価証券評価差額

その他有価証券評価差額は、国内債券が減少した一方、国内株式及びその他(含む外国株式及び外国債券)が増加し、前連結会計年度末比4,919億円増加して38,276億円となりました。

 

(単位:億円)

前連結
会計年度末
(A)

当第3四半期
連結会計期間末
(B)

前連結会計
年度末比
(B-A)

その他有価証券評価差額

 

33,356

38,276

4,919

国内株式

 

27,643

30,216

2,572

国内債券

 

3,574

2,644

△930

その他

 

2,138

5,415

3,276

 

 

[セグメント別の状況]

当第3四半期連結累計期間における主な報告セグメントの営業純益は、法人・リテール事業本部で前第3四半期連結累計期間比100億円減少して2,066億円、コーポレートバンキング事業本部で前第3四半期連結累計期間比20億円減少して1,644億円、グローバルCIB事業本部で前第3四半期連結累計期間比73億円減少して1,060億円、グローバルコマーシャルバンキング事業本部で前第3四半期連結累計期間比7億円増加して1,592億円、受託財産事業本部で前第3四半期連結累計期間比105億円減少して511億円、市場事業本部で前第3四半期連結累計期間比720億円増加して2,767億円となりました。

なお、当第3四半期連結累計期間において、事業本部間の粗利益・経費の配賦方法を変更しており、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づいた数値で比較をしております。

 

 

[国内・海外別収支]

国内・海外別収支の内訳は次のとおりであります。

当第3四半期連結累計期間の資金運用収支・信託報酬・役務取引等収支・特定取引収支・その他業務収支の合計は国内が21,013億円で前年同期比180億円の減益、海外が14,245億円で前年同期比1,050億円の増益となり、合計では29,442億円で前年同期比1,150億円の増益となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

1,100,647

843,636

494,260

1,450,023

当第3四半期連結累計期間

940,367

855,042

413,169

1,382,241

 うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

1,693,902

1,819,927

759,684

2,754,145

当第3四半期連結累計期間

1,594,082

2,004,418

684,317

2,914,182

 うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

593,254

976,291

265,423

1,304,122

当第3四半期連結累計期間

653,714

1,149,375

271,148

1,531,941

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

89,872

10,122

5,469

94,525

当第3四半期連結累計期間

95,005

9,429

6,295

98,139

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

744,834

358,864

139,323

964,375

当第3四半期連結累計期間

739,094

373,051

160,356

951,789

 うち役務取引等
 収益

前第3四半期連結累計期間

965,257

444,990

282,013

1,128,234

当第3四半期連結累計期間

961,546

467,458

301,656

1,127,348

 うち役務取引等
 費用

前第3四半期連結累計期間

220,422

86,126

142,690

163,858

当第3四半期連結累計期間

222,451

94,406

141,299

175,558

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

121,314

69,778

15,817

175,275

当第3四半期連結累計期間

107,893

89,860

△12,250

210,004

 うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

122,427

113,024

58,976

176,475

当第3四半期連結累計期間

108,047

140,297

38,340

210,004

 うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

1,113

43,245

43,158

1,200

当第3四半期連結累計期間

154

50,437

50,591

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

62,726

37,041

△45,314

145,082

当第3四半期連結累計期間

218,941

97,127

13,944

302,124

 うちその他業務
 収益

前第3四半期連結累計期間

187,048

188,603

93,084

282,567

当第3四半期連結累計期間

381,179

151,849

53,569

479,459

 うちその他業務
 費用

前第3四半期連結累計期間

124,322

151,561

138,398

137,485

当第3四半期連結累計期間

162,238

54,722

39,625

177,335

 

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(海外店を除く。以下、「国内連結子会社」という。)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。

2 「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。

3 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。

 

 

[国内・海外別役務取引の状況]

国内及び海外の役務取引等収支の状況は次のとおりであります。

当第3四半期連結累計期間の国内の役務取引は、役務取引等収益が9,615億円で前年同期比37億円の減収、役務取引等費用が2,224億円で前年同期比20億円増加した結果、役務取引等収支では、前年同期比57億円減少して7,390億円となりました。海外の役務取引は、役務取引等収益が4,674億円で前年同期比224億円の増収、役務取引等費用が944億円で前年同期比82億円増加した結果、役務取引等収支では、前年同期比141億円増加して3,730億円となりました。

この結果、役務取引等収支合計では前年同期比125億円減少して9,517億円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

965,257

444,990

282,013

1,128,234

当第3四半期連結累計期間

961,546

467,458

301,656

1,127,348

  うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

114,550

9,468

1,763

122,255

当第3四半期連結累計期間

114,144

9,560

1,726

121,978

 うちその他
 商業銀行業務

前第3四半期連結累計期間

162,813

200,219

32,590

330,442

当第3四半期連結累計期間

157,858

206,401

34,021

330,239

 うち信託関連業務

前第3四半期連結累計期間

68,561

3,804

64,756

当第3四半期連結累計期間

72,850

4,137

68,713

 うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

91,736

25,788

32,347

85,176

当第3四半期連結累計期間

90,044

25,826

30,054

85,816

 うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

105,100

59,019

16,732

147,388

当第3四半期連結累計期間

84,832

60,534

16,433

128,932

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

220,422

86,126

142,690

163,858

当第3四半期連結累計期間

222,451

94,406

141,299

175,558

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

25,923

10,692

331

36,283

当第3四半期連結累計期間

26,055

10,610

339

36,327

 

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。

2 「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務等を含んでおります。

3 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。

 

 

[国内・海外別特定取引の状況]

国内及び海外の特定取引収支の状況は次のとおりであります。

当第3四半期連結累計期間の国内の特定取引は、特定取引収益が1,080億円で前年同期比143億円の減収、特定取引費用が1億円で前年同期比9億円減少した結果、特定取引収支では、前年同期比134億円減少して1,078億円となりました。海外の特定取引は、特定取引収益が1,402億円で前年同期比272億円の増収、特定取引費用が504億円で前年同期比71億円増加した結果、特定取引収支では、前年同期比200億円増加して898億円となりました。

この結果、特定取引収支合計では前年同期比347億円増加して2,100億円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

122,427

113,024

58,976

176,475

当第3四半期連結累計期間

108,047

140,297

38,340

210,004

 うち商品有価
 証券収益

前第3四半期連結累計期間

92,010

43,557

40,281

95,286

当第3四半期連結累計期間

84,359

79,233

16,369

147,223

 うち特定取引
 有価証券収益

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

△621

1,023

401

 うち特定金融
 派生商品収益

前第3四半期連結累計期間

27,081

63,731

18,694

72,118

当第3四半期連結累計期間

23,783

58,690

21,971

60,501

 うちその他の
 特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

3,335

5,734

9,070

当第3四半期連結累計期間

526

1,350

1,877

特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

1,113

43,245

43,158

1,200

当第3四半期連結累計期間

154

50,437

50,591

 うち商品有価
 証券費用

前第3四半期連結累計期間

39,640

39,640

当第3四半期連結累計期間

12,746

12,746

 うち特定取引
 有価証券費用

前第3四半期連結累計期間

1,113

87

1,200

当第3四半期連結累計期間

 うち特定金融
 派生商品費用

前第3四半期連結累計期間

3,517

3,517

当第3四半期連結累計期間

154

37,690

37,844

 うちその他の
 特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

 

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。

2 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。

 

 

[国内・海外別預金残高の状況]
○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

141,295,023

40,525,122

4,996,467

176,823,677

当第3四半期連結会計期間

142,017,792

44,387,104

3,230,803

183,174,093

 うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

101,715,858

22,569,563

2,291,117

121,994,303

当第3四半期連結会計期間

103,498,019

24,451,708

1,233,095

126,716,632

 うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

33,091,240

17,889,527

2,430,795

48,549,972

当第3四半期連結会計期間

31,684,388

19,880,255

1,933,430

49,631,213

 うちその他

前第3四半期連結会計期間

6,487,924

66,030

274,554

6,279,401

当第3四半期連結会計期間

6,835,384

55,140

64,277

6,826,247

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

1,641,722

6,275,744

12,950

7,904,516

当第3四半期連結会計期間

1,559,565

8,049,412

13,981

9,594,996

総合計

前第3四半期連結会計期間

142,936,745

46,800,866

5,009,417

184,728,194

当第3四半期連結会計期間

143,577,358

52,436,516

3,244,785

192,769,089

 

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。

2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3 定期性預金=定期預金+定期積金

4 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。

 

[国内・海外別貸出金残高の状況]
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

64,074,448

100.00

63,383,559

100.00

 製造業

9,412,277

14.69

9,845,340

15.53

 建設業

713,105

1.11

713,913

1.13

 卸売業、小売業

6,573,580

10.26

6,260,482

9.88

 金融業、保険業

6,281,384

9.80

6,053,900

9.55

 不動産業、物品賃貸業

10,998,386

17.17

11,062,344

17.45

 各種サービス業

2,785,761

4.35

2,856,776

4.51

 その他

27,309,951

42.62

26,590,800

41.95

海外及び特別国際金融取引勘定分

44,328,338

100.00

42,891,235

100.00

 政府等

569,334

1.28

434,473

1.01

 金融機関

10,043,018

22.66

9,063,765

21.13

 その他

33,715,985

76.06

33,392,996

77.86

合計

108,402,786

106,274,795

 

(注)  「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。

「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。

 

 

(2) 従業員数

  当第3四半期連結累計期間においては、主としてPT Bank Danamon Indonesia, Tbk.をはじめとするグループ会社4社を連結の範囲に含めたことに伴い、従業員数は「グローバルコマーシャルバンキング事業本部」セグメントにおいて20,856人増加し55,964人となりました。また、当社グループ合計では20,953人増加し140,343人となりました。

なお、従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員を含んでおりません。

 

 

(3) 主要な設備

  当社グループでは、資産をセグメントに配分していないため、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。

 

①当第3四半期連結累計期間に新設、休止、大規模改修、除却、売却等により著しい変動があった設備は、次のとおりであります。

 

 (㈱三菱UFJ銀行)

    PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.をはじめとするグループ会社4社を連結の範囲に含めたことに伴い、下記の

  設備が新たに当社グループの主要な設備となりました。

 

会社名

店舗名
その他

所在地

設備の
内容

土地

建物

その他の有形固定資産

合計

帳簿価額(百万円)

海外連結

子会社

PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.

本社・子会社 店舗ほか

アジア・

オセアニア地区

店舗ほか

32,981

7,915

3,343

44,241

 

(注)  子会社を含めた連結計数を記載しております。

 

②当第3四半期連結累計期間に新たに確定した重要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却の計画及び前連結会計年度末における重要な設備の新設、除却等の計画の変更は、次のとおりであります。

 

 (㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ) 

  a 重要な設備の新設等

 

会社名

店舗名
その他

所在地

区分

設備の内容

投資予定金額
(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

総額

既支払額

当社

株式会社三菱UFJフィナンシャル・  グループ

新設

決算プロセス高度化 プロジェクト

              (*)

3,715

2,131

自己資金

2016年10月

2021年9月

 

(注)  上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。

(*)  本件は連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行との共同システム開発案件です。

 

 

 (㈱三菱UFJ銀行)

  a 重要な設備の新設等

 

会社名

店舗名
その他

所在地

区分

設備の内容

投資予定金額
(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定

年月

総額

既支払額

国内連結

子会社

株式会社三菱

UFJ銀行

新設

グローバル金融犯罪 コンプライアンス関連システム開発

11,484

3,997

自己資金

2017年5月

2021年4月

国内連結 子会社

株式会社三菱

UFJ銀行

新設

決算プロセス高度化 プロジェクト

              (*)

10,196

5,974

自己資金

2016年10月

2021年9月

海外連結

子会社

MUFG Americas

Holdings Corporation

更改

預金システム更改

53,027

8,217

自己資金

2017年4月

2022年8月

 

(注)  1  上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。

      2  投資予定金額に外貨が含まれる場合、円貨に換算しております。

(*)  本件は親会社である株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループとの共同システム開発案件です。

 

 

  b 重要な設備計画の変更

 

会社名

店舗名
その他

所在地

区分

設備の内容

投資予定金額
(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定年月

総額

既支払額

国内連結

子会社

株式会社三菱

UFJ銀行

拡充・

更改

災害対策システム追加構築(システムバックアップ態勢構築)

31,808

15,664

自己資金

2012年7月

(変更前)2020年8月

(変更後)2020年9月

 

 

 (Global Open Network㈱)

    当社計画中のソフトウェア(ペイメントネットワーク)を2019年4月24日、当社連結子会社であるGlobal Open

   Network㈱の100%子会社であるGlobal Open Network Japan㈱へ売却、以降の開発は、同社にて実施する。

  a 重要な設備計画の変更

 

会社名

店舗名
その他

所在地

区分

設備の内容

投資予定金額
(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定年月

総額

既支払額

国内連結 子会社

Global Open Network Japan㈱

新設

ソフトウェア

(ペイメントネットワーク)

11,359

8,922

自己資金

2017年5月

(変更前)2020年4月

(変更後)2020年8月

 

(注)  上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

   該当事項はありません。