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赤道原則改定で「Above and Beyond賞」を受賞

赤道原則改定で「Above and Beyond賞」を受賞

金融機関における環境社会配慮の国際的な枠組みである「赤道原則(The Equator Principles)」の改定作業への貢献により、三菱UFJ銀行が「Above and Beyond賞」を受賞しました。


赤道原則(EP)は、金融機関が大規模プロジェクトに融資を行う際に適用する環境社会配慮の枠組みとして2003年に設立以来、インフラ整備や資源開発向け融資のグローバルスタンダードとなっています。三菱UFJ銀行は2005年12月にEPを採択しました。


国際社会や金融業界における気候変動や人権分野に対する関心の高まりを踏まえ、2017年にEPの改定が開始され、2年間に渡り、適用範囲の拡大や評価の深化等に係る議論が行われました。三菱UFJ銀行は、改定作業をリードする署名機関数社の一角として、プロジェクトの影響を受ける地域社会の中で、脆弱な立場にある可能性がある先住民族の保護強化について協会内外の調整に努め、対応を強化することで関係者の合意を取得しました。本議論を纏め、EP第4版発効に繋げた功績により、受賞となりました。