個人投資家からプロ投資家まで
グループの力を結集し、資産形成の未来をつなぐ
三菱UFJアセットマネジメント新しい価値を提供する商品づくり
- 会社が
かわる
今、投資市場が大きな転換期を迎えているのをご存じでしょうか。2024年1月の新NISAのスタートやインフレへの関心の高まりを背景に、個人投資家の裾野が急速に広がっています。三菱UFJアセットマネジメントでは、個人からプロまで幅広い投資家が安心して将来を見据えた資産運用ができるように、新しい価値のある商品づくりに挑戦しています。MUFGグループの力を結集し、これまでにない価値を届けるメンバーの現在地を追いました。
納得して選べる投資信託をつくる
三菱UFJアセットマネジメントでは、市場の動きや投資家の声を踏まえ、新しい商品の開発に取り組んでいます。その中心にいるのは、プロジェクトマネジャーを務める商品開発部のメンバーたち。公募投資信託の開発を担当する川島さんは、「法令遵守や運用の安定性はもちろんですが、何よりもお客さまが納得して選べる商品であることが大切です」と語ります。
商品開発の担当者がめざすのは「マーケット動向に先んじてお客さまの潜在的なニーズを深掘りし、これまでにない価値を提供すること」。部内で定期的にアイデアを出し合い、社内外の関係者とも連携しながら具現化に向けた協議を進めています。
川島さんが今、力を注いでいるのは、投資家の資産形成に新たな価値を提供するファンドの開発です。「インデックスファンド『eMAXIS』シリーズは多くの投資家の皆さまにご支持いただいていますが、アクティブファンドにもご注目をいただいています。今後はインデックスとアクティブファンドの両方で、さらなるご支持をいただける商品を生み出したい。社内外と連携しながら、お客さまに選ばれる商品の開発に取り組んでいます」と語ります。
入社2年目の中島さんは、川島さんらのプロジェクトのサブ担当として活動しています。「金融商品が世の中に出るまでのプロセスに携わりたくて入社しました。社内の関係部署と連携して商品化をめざす中で、商品の特性や運用方法、そしてめざす運用成果をストーリー立てて説明することの難しさを日々感じています」。
中島さんが意識しているのは、“マーケットのトレンドに即した商品を生み出すこと”。「市場で注目されるテーマを先んじて取り入れることで、当社の価値向上にもつながっていくと思います。投資家の潜在ニーズを深掘りし、お客さまがより豊かになるための資産形成の選択肢をご提供できるように、商品を開発していきたいです」と語ります。
三菱 UFJアセットマネジメント
商品開発部 商品開発第二グループ
チーフマネジャー
川島 康太さん
2010年入社。商品企画部、銀行・証券会社向けに公募投資信託の営業を経験。2021年から商品開発部で新商品の設計や商品戦略の策定、新規アイデアの検討などを担当している。
三菱 UFJアセットマネジメント
商品開発部 商品開発第二グループ
アソシエイト
中島 香子さん
2024年入社。公募向けのインデックスファンドやテーマ型アクティブファンドの組成を担当。潜在的な投資家ニーズを捉えるべく、市場動向や投資家トレンドを分析し、新たなファンドのアイデア創出にも取り組んでいる。
三菱 UFJアセットマネジメント
投信営業第二部
チーフマネジャー
細井 敦子さん
2010年の入社以来、販売会社への公募投信の営業に従事。商品提案や情報提供を通じた販売支援、営業活動の推進支援などを担当している。
販売会社の声を生かした商品設計
商品開発のヒントは、個人投資家との距離が近い、銀行や証券会社といった「販売会社」との対話の中にもあります。情報をキャッチするのが、営業担当者の役割です。
細井さんは「販売会社の担当者から『お客さまがこういう商品を求めている』という声をいただくこともあります。そうした声を社内に持ち帰り、商品開発部と一緒に検討することで、現場感覚に合った商品を生み出すことができます」と語ります。また、販売会社から寄せられる声を重視し、お客さまのニーズに迅速に応えるために尽力していますが、その過程で社内調整において意見が一致しないこともあるといいます。「販売会社や、またその先のお客さまのためにという想いから、関係部署には負担をかけてしまうようなお願いをすることもあります。しかしお互いの立場や状況を理解し、お互いのこだわりを活かしながら、ちょうど良いバランスがとれる道を模索しています」。
細井さんが大切にしているのは、長期的な信頼関係です。「投資信託には値動きがつきものです。だからこそ、お客さまに安心して保有し続けてもらえるように、販売会社の担当者へは運用状況やマーケット動向などについての情報提供を行い、お客さまからのお問い合わせにもスムーズにご回答いただけるよう商品の詳細情報を共有するなど、丁寧なサポートを心掛けています。『三菱UFJアセットマネジメントの商品なら安心』と感じてもらえることが何よりの成果。そうした信頼関係が、より良い商品の提供にもつながっていくはずです」。
MUFGグループで挑む新しい投資商品
個人投資家だけではなく、地域金融機関や機関投資家といったプロ投資家向けの商品開発は、MUFGグループの知見を活かしながら進めています。その一つが、証券化商品「CLO(Collateralized Loan Obligation:企業向け貸付債権をまとめて証券化した商品)」の自社運用プロジェクトです。
CLOは、低金利環境下においても比較的高い利回りが期待できる一方、景気悪化時には価格下落リスクもあります。高度な運用のサポートが求められるため、CLOの運用が未経験のプロ投資家にとっては、チャレンジングな領域です。三菱UFJアセットマネジメントでも自社での運用経験はありませんでしたが、投資経験のある三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行からの出向メンバーが加わり、プロジェクトが動き始めました。
営業を担当する山口さんは、CLOの自社運用プロジェクトが始まると知った時のことを、このように振り返ります。「大きな期待感と同時に、責任の重さにプレッシャーを感じました」。提案では好感触を得られることが多い一方で、運用モニタリング負荷が重いことが懸念され、投資自体を断念されるケースもあったといいます。しかし、そんな想いを支えたのは出向メンバーの存在でした。
「彼らの豊富な知識や熱意は我々の背中を強く押し、より一層提案に熱が入りました。出向者に力を借りて、グループ力で変革を起こそうという、当社最初の取り組みなのではないでしょうか」(山口さん)
三菱UFJアセットマネジメント
法人投資家営業部
法人投資家営業グループ 兼 年金共済室
チーフマネジャー
山口 健雄さん
2013年入社。証券会社向け公募投信の営業を経て、法人投資家営業部で私募投信の営業を担当。三菱UFJ信託銀行への出向時には、私募投信の商品企画や営業推進に従事。現在は地域金融機関などプロ投資家向けの営業に加え、販売会社である三菱UFJ信託銀行のサポート業務も担っている。
誰もが安心して資産形成に取り組める未来へ
「金融機関の運用高度化に貢献できれば、日本全体の資産運用レベルの底上げ、ひいては日本の経済成長につながるはず」──山口さんの言葉には、未来への視点が込められています。
個人投資家からプロ投資家まで、三菱UFJアセットマネジメントは、誰もが安心して資産形成に取り組むことができる未来をめざし、挑戦を続けています。
My MUFG Way Story
MUFG Wayは、
MUFGで働く一人ひとりに息づき、
社員からお客さま、そして社会へと、
共鳴の輪を広げています。
ここでは社員のMy MUFG Wayの一部をご紹介します。
つながる
My Way2024-2025-2026

