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トップメッセージ

皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 

2022年度中間期の業績は、外貨預貸金収益の増加や相場変動を捉えた外為収益とトレーディング収益の増加を主因に、本業の利益を表す業務純益が前年同期比2,577億円の増益、中間期としてはMUFG発足以来の最高益となる8,952億円となりました。

 

親会社株主純利益は、米国子会社のMUFGユニオンバンク(以下、MUB)の売却決定により、同社の保有資産の評価損を損益に計上する会計処理のため年度中に入り繰りが発生し、前年同期比5,503億円減少の2,310億円となりましたが、この評価損のうち12月1日に予定しているMUBの売却実行時に、特別利益として戻し入れになる金額を勘案しますと、実質的には6,792億円、通期業績目標1兆円に対する進捗率は約68%と好調に推移しています。

 

1株当たり配当金は、期初予想通り、中間配当を16円、年間の配当予想を前年度対比4円増配の32円とします。併せて、MUBの売却が確定したことを勘案し、1,500億円を上限とする自己株式取得を決議しました。

 

顧客部門の営業純益が業務純益の増益を牽引し、経費も円安影響を除けば2年連続で減少するなど、中期経営計画の3つの柱のうち「成長戦略」と「構造改革」で掲げた施策が順調に進展しています。

 

「企業変革」では、デジタルの利便性・革新性と安心・安全の両方を兼ね備える「金融・デジタルプラットフォーマー」への進化をめざし、新たな領域にも挑戦しています。8月には、WEB3.0に関するブロックチェーンやNFT*を活用したサービスを提供するAnimoca Brands株式会社へ出資しました。今後、知見・ネットワークを持ち寄り、新たなビジネス機会を創出していきます。

 

カーボンニュートラルの実現に向けては、お客さまとの対話、エンゲージメントを進めながら、新たなサービス提供やファイナンス手法へも取り組み、お客さまの脱炭素化支援を進めています。また、日本を代表する金融機関として、日本やアジアが置かれた状況を踏まえたルールメイキングや意見発信にも積極的に取り組んでいます。

 

足元では、世界的なインフレの高進、金利上昇、為替の変動など、先行きが不透明な経営環境が続きますが、こうした状況だからこそ、「世界が進むチカラになる。」というパーパスのもと、お客さまや社会の課題に真摯に向き合い、ステークホルダーの皆さまが前に進む「チカラ」になるために、グループ一丸となって「挑戦と変革」に取り組んでいきます。

 

皆さまにおかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

(注)Non-Fungible Token(非代替性トークン)とは、ブロックチェーン等の技術を用いて移転することができる代替不可能なデータの総称

2022年11月

 

取締役

代表執行役社長 グループCEO

亀澤 宏規

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