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トップメッセージ

皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

2021年度の業績は、顧客部門の営業純益が前年度比で大幅に増加し、経費が為替影響を除けば前年度比で減少するなど、中期経営計画の3つの柱のうち「成長戦略」と「構造改革」の着実な進展を表す結果となりました。親会社株主純利益は1兆1,308億円と、業績目標(1兆500億円)を上回り、MUFG発足以来の過去最高益となりました。また、中期経営計画の最大のコミットメントであるROEは7.79%と前年度比2.16%上昇し、財務の健全性を表す普通株式等Tier1比率(規制最終化ベース・有価証券含み益除き)は10.4%となりました。

 

1株当たり配当金は、期末配当を公表通り14.5円とし、中間配当とあわせ、前年度比3円増配の28円とします。また、2022年度の配当予想は、1株当たり配当金の累進的な増加と配当性向40%をめざし、4円増配の32円を予想しています。さらに、普通株式等Tier1比率がターゲットレンジの9.5%~10.0%を上回って推移していることを踏まえ、3,000億円の自己株式取得を発表しました。

 

中期経営計画のもう1つの柱である「企業変革」も着実に進捗しています。デジタルトランスフォーメーションの取り組みでは、外部事業者と連携し複数の新サービスの提供を開始しました。また、新設した新規事業創出プログラムに対し、グループ20社の社員から650件の応募があるなど、挑戦の事例が増え、カルチャー改革に手応えを感じています。

 

カーボンニュートラルの実現に向けては、投融資ポートフォリオの温室効果ガス排出量ネットゼロに向けた中間目標設定や、お客さまの脱炭素化を支援する多様なソリューションの提供など、グループ・グローバル一体でさまざまな取り組みを進めています。2022年4月に、これらの進捗状況をまとめたMUFG Progress Reportを発行しました。

 

また、昨年9月には、経営資源の最適配置の観点から、米国のMUFGユニオンバンクをU.S. Bancorp社へ売却することを公表しております。関係当局による承認手続が継続していますが、売却に向けたプロセスは順調に進んでおり、2022年後半に完了する予定です。

 

2022年度も、コロナ禍への警戒が残り、国際情勢や金融市場の不確実性が高い環境が続きますが、環境変化をチャンスと捉えて収益機会の深化と探索を追求し、親会社株主純利益1兆円の達成に向けて挑戦していきます。

 

先行きが不確実な中でこそ、お客さまと社会の課題に真摯に向き合い、MUFGのパーパス「世界が進むチカラになる。」をグループ一丸となって体現していきます。今後とも皆さまのご理解と一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022年5月

 

取締役

代表執行役社長 グループCEO

亀澤 宏規

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