2026年4月1日付で、MUFG社長に就任しました半沢です。
MUFGがグループ発足20周年という大きな節目を迎える中、私自身も新たなスタートとなります。MUFGに関わるすべての皆さまへの感謝を胸に、日本、そして世界の発展に貢献し、社員一人ひとりが活き活きと活躍できる会社であり続けられるよう、全力で取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
私たちを取り巻く環境は今、大きな転換点を迎えています。国家間の紛争拡大や自由貿易の在り方の再考など、世界の不確実性が一段と高まる中、AIをはじめとする技術革新は、日常生活やビジネスの前提そのものを大きく変えつつあります。一方、国内ではデフレからの脱却と「金利のある世界」が本格化し、企業においては成長を生み出す投資、家計では将来を支える資産運用への取り組みが加速しています。
私の使命は、そうした環境を変革の機会として捉え、持続可能な社会への貢献とMUFGのさらなる成長を実現することです。そのために、次の三つの観点を大切にします。
第一に、「社会やお客さまとともに成長する」ことです。
MUFGの成長は、社会やお客さまの成長なくしてあり得ません。大局観を持ち、世の中の潮流を捉え、社会やお客さまとともに私たちも成長していく。この基本的な考え方を変わらぬ価値観として大切にします。
第二に、「挑戦を価値創造につなげる」ことです。
社会インフラとしての金融の役割を果たしながら、環境変化や技術革新、お客さまのニーズの変化を迅速に捉え、新たな価値を創出し続ける。それが私たちに求められる大きな挑戦です。
AI・デジタルの活用やアジャイルな業務運営を拡大することで、意思決定やお客さま対応のスピードを加速します。また、グループ一体での総合力をより一層高め、スタートアップやテック企業との協業も取り込みながら、MUFGならではの付加価値を追求していきます。
第三に、「社員一人ひとりがやりがいと誇りを持てる会社」であることです。
社会やお客さまに価値を提供するのは社員一人ひとりであり、持続的な成長の基盤は「人」です。社員が前向きにやりがいと誇りを持って活躍できる環境を作ることで、しなやかで強い組織・チームをめざします。同時に、信頼・信用される会社であり続けるべく、ガバナンスやリスク管理体制の高度化を続けます。
2026年度は中期経営計画の最終年度にあたります。
中長期的なROE目標の達成を見据えつつ、資本効率の向上と健全性の確保を両立します。持続的成長への打ち手も具体化し、企業価値の最大化に取り組みます。
不確実性の高い時代ではありますが、未来は明るいと信じています。MUFGが掲げるパーパス「世界が進むチカラになる。」を実現するべく、明るく、前向きに挑戦を続けてまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年4月
取締役
代表執行役社長 グループCEO
半沢 淳一

