大阪府のカーボンニュートラル技術開発・実証事業への支援

東京大学との産学連携

水素バスの導入支援

現在、日本では水素社会実現に向けた取り組みが進められており、その中で燃料電池バス(水素バス)は、脱炭素に寄与しながら、安定した水素需要を創出する商用車として導入が期待されています。
こうしたなか、MUFGでは、燃料電池バスの導入を推進する東京都交通局ならびに大阪シティバス、南海バス、名古屋市に寄付を行い、各バス事業者の燃料電池バス(水素バス)導入を支援しています。2023年度はセントレア(中部国際空港)の水素バス導入を支援しました。
お客さまとともに取り組む「MUFGの森」

MUFGは、約10万本の植樹と10年間の育成費用総額5億円の寄付を行う「MUFGの森」プロジェクトを展開しています。10万本の植樹は1万世帯分の冷房での電力消費に伴うCO2年間排出量削減につながります。
グループの各社が発行する通帳や交付書類、利用明細表の紙からWebへの切替件数やWebサービスへの新規お申込み件数に応じてPresentTree(注1)を通じた植樹を行い、2024年3月までに10万本の植樹が完了しました。
(注1)Present Treeは、認定NPO法人環境リレーションズ研究所が2005年1 月にスタートさせたプロジェクトです。大切な人や自分自身のために木を植えて、森林再生と地域振興につなげます。少子高齢化の進む、全国各地の被災林や開発跡地、皆伐放棄地など「森をつくるべき場所」に木を植えて、都市部の人たちがその木の里親となり、地元の人たちと交流しながらともに育てていくことで、森だけでなく地域も元気にしていきます。
森林の循環利用サイクルに関する支援
近年、木材生産のため育成された人工林の放置が深刻な社会課題の一つとなっています。
MUFGでは、木を「植える」だけではなく、「育てる」「収穫する」「使う」という一連の流れを通じた『森林の循環利用サイクル』を作っていくため、森づくり活動を実施している森のライフスタイル研究所へ寄付を実施しました(総額6,000万円)。その一環で、従業員約3,000人が間伐材を使って知育パズルを作成するボランティア活動に参加しました。完成したパズルは、幼稚園などの子ども施設に寄贈されました。
また、大阪府能勢町での森づくりを開始。地元の伝統産業である”菊炭”の原材料となるクヌギの木や、特産品である栗の木を植樹しました。
今後も、植樹や間伐、間伐材の利用などの活動を通じて、森の豊かな恵みを次の世代に残せるように支援していきます。

従業員による間伐材を使ったパズル作り
海洋環境保全活動
海洋および海岸の汚染の深刻化が進み、海洋プラスチック問題が世界で注目されています。
MUFGは2022年度から神奈川、愛知、兵庫の各県で海の豊かさを守る活動として「海のゴミ拾いイベント」を実施しています。2023年度は、MUFGの従業員とその家族約400名が、各地域の環境保護団体とともに海岸の清掃活動を行うとともに海洋教育のイベントに参加。海のゴミ問題について考える機会となりました。

