資金充当状況について(2020年3月末時点)
2018年12月発行のMUFGグリーンボンドの発行総額120百万米ドルの発行代わり金が充当されている適格グリーンプロジェクトの残高は173百万米ドル(5件)です。セクター別の割合は、太陽光33%、風力(陸上・沿岸)67%、地域別では、オーストラリアが最も多く、次いでチリ、メキシコとなります。詳細は、下図セクター別及び地域別資金充当状況をご覧ください。なお、米ドル建て残高の算出においては、2020年3月末時点の為替相場を使用しています。
環境インパクトについて(2020年3月末時点)
2018年12月発行のMUFGグリーンボンドの発行代わり金が充当されている適格グリーンプロジェクトによる年間発電総量は2,883百万kWh、二酸化炭素排出削減効果の年間総量は145万トンです。その内、それぞれの適格グリーンプロジェクト向け融資に対する融資契約に基づく三菱UFJ 銀行の融資割合をそれぞれのプロジェクトの二酸化炭素排出削減効果に乗じた量を合計した年間総量は24万トンとなります。年間発電量の算出においては、国際再生可能エネルギー機関(IRENA:International Renewable Energy Agency)が公表する平均的な稼働率を用い、以下の算式に従って算出しています。
年間発電量(kwh)= 発電容量(kW)× 年間総時間数(h)× 平均稼働率(%)
また、二酸化炭素排出削減効果の算出においては、国際金融公社(IFC:International Finance Corporation)が公表する平均的な排出係数を用いています。
二酸化炭素排出削減効果=年間発電量(kWh)× CO2排出係数(gCO2 / kWh)
分野 | カテゴリー | 年間発電総量 (kWh) |
二酸化炭素排出削減効果 (t-CO2 / 年) |
---|---|---|---|
再生可能エネルギー | 太陽光 | 643,728,600 | 324,439 (うち三菱UFJ銀行寄与分 65,386) |
風力(陸上・沿岸) | 2,239,756,800 | 1,128,837 (うち三菱UFJ銀行寄与分 169,898) |
|
合計 | 2,883,485,400 | 1,453,277 (うち三菱UFJ銀行寄与分 235,284) |
情報開示について(2019年6月実施)
2018年12月発行のMUFGグリーンボンドの資金充当については、オランダSustainalytics社による期中レポートを取得しています。また、当該資金充当状況については、MUFG最高財務責任者(CFO)によるマネジメント・アサーション(経営陣による表明)を実施しています。
第三者評価機関による期中レポート(英語)(PDF / 163KB)
マネジメント・アサーション(経営陣による表明)(英語)(PDF / 47KB)
チリ共和国の風力発電事業
三菱UFJ銀行は、アエラ・エネルヒアが出資するチリ共和国の風力発電事業に対し、総額約435百万米ドルのプロジェクトファイナンスをアレンジしました。
2019年に2ヶ所の発電所の建設が完了。発電容量は299MWと一般家庭46.8万世帯分の年間電力消費量に相当します。
2019年に2ヶ所の発電所の建設が完了。発電容量は299MWと一般家庭46.8万世帯分の年間電力消費量に相当します。
チリ共和国の風力発電事業
(2020年6月現在)