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MUFGコインハッカソン ”Fintech Challenge 2018” の大賞は『イノベーションのための報奨金プラットフォーム』!

(Fintech Challenge2018のDemo発表後の記念写真。Demo発表にはメディア含め、多数の来場者で盛り上がった)

MUFGコインハッカソン ”Fintech Challenge 2018” の大賞は『イノベーションのための報奨金プラットフォーム』!

こんにちは、Fintech Challenge 2018事務局です。
3月3日(土)、4日(日)にハッカソン” Fintech Challenge 2018”を開催しました!!今回はテーマが「MUFGコイン」というホットなテーマだったこともあり、たくさんの方々にご応募いただきました。参加チームの皆さま、参加が確定した2月13日(火)から約3週間にかけてありがとうございました!また、開催にあたりご協力いただきました全ての皆さまに御礼申し上げます。

参加確定後のアイデアブラッシュアップワークショップが終了してから2週間、参加チームのアイデアはさらに興味深いものとなり、また技術レベルも高く、デモ発表はかなりの盛り上がりとなりました。

結果は以下の通りです。

<大賞(賞金50万円)>$NYAON(ニャオン)チーム
‐イノベーションのための報奨金プラットフォーム‐

We Want...We Workチーム
‐ピークシフト(ピーク時をズラすこと)による社会課題解決‐

<ゼンリンデータコム賞(商品券1万円分)>みらいLABチーム
‐ありがとうをつなぐサービス”Fody”‐

<フィードバック賞(賞金5万円)>アハト・ゲルトチーム

受賞パネルを持つ中央の3人が大賞を受賞した$NYAONチーム。左から青木雄斗氏、小菅一哉氏、竹島和弥氏
(受賞パネルを持つ中央の3人が大賞を受賞した$NYAONチーム。左から青木雄斗氏、小菅一哉氏、竹島和弥氏)

大賞を受賞した$NYAONチームのアイデアは、「イノベーションのための報奨金プラットフォーム」です。例えば、マイナー競技のアスリートなど、競技団体からの報奨金が少ない選手を応援したいという人の気持ちをブロックチェーンに載せるというコンセプトです。アスリートの中にチャレンジ達成者が現れて、クラウド投票により達成したことが認定された際に、スマートコントラクトが作動してコインが対象者に支払われるという仕組みです。

審査員からは、MUFGコインの特徴を活かしつつ最もブロックチェーンらしい仕組みを使って結果に結び付けている点や、実現可能性の高さが評価され受賞となりました。$NYAONチームの青木 雄斗氏は「ブロックチェーンや仮想通貨といったものがこれからの世界を変えていくと考えている。次第に世界が変わりつつあるところを目の当たりにしていて、この時代に生きていて良かったとさえ感じる。自分たちもそこに加わって一緒に変えていきたいと思っている。みんなレベルが高かったので不安だったが、大賞を受賞できて大変光栄です。」と語りました。

We Want…We Workのプレゼンの様子
(We Want…We Workのプレゼンの様子)

SAMURAI賞を受賞したWe Want...We Workチームは、社会的課題でもある満員電車などのピークシフト(混雑解消)がコンセプトです。対象場所に到着すると、自身のスマートフォンにインストールしたアプリが混雑状況を伝えるとともに、オフピーク時にはスマートコントラクトと連動してコインが付与される仕組みです。本ハッカソンの開催協力企業である株式会社サムライインキュベートは、日頃から世にある課題を解決することに注目して投資活動を行っています。今回の”ピーク時ずらし通勤貯金アプリ”が日本の課題の一つである通勤混雑を解決する糸口になるのではないかといった評価が受賞に繋がりました。

本ハッカソンのタイトル「Color the world, Color your life」は、MUFGコインで広がる新しい世界観を創造しよう、というものです。現金や既存の決済手段で解決できないこと、社会的に課題となっていることを、MUFGコインやブロックチェーンの特徴を活かして解決することで、単純な決済サービスとしてだけでなく、より便利で広がりのある世界を築いていきたいという想いを込めています。

今回ご参加いただいた皆さまと、新たな世界観を共に創る第一歩を踏み出せたのではないかと思います。今回出てきたアイデアを含め、私たちはこれからも、より新しくて便利なサービスを皆さまにお届けできるように努めていきます。

今後もいろいろなイベントを開催していきますので、楽しみにお待ちください!

Fintech Challengeとは
株式会社三菱東京UFJ銀行が主催する、オープンイノベーションイベントです。2015年はアイデアコンテスト、2016年は銀行APIをテーマとしたソフトウェア開発コンテストを実施しました。