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MUFG Digital アクセラレータ第3期、キックオフのピッチの模様

(プロメンターとしてご協力頂いているインクルージョン・ジャパン吉沢様のご講演)

MUFG Digital アクセラレータ第3期、キックオフのピッチの模様

こんにちは、MUFG Digitalアクセラレータ事務局です。

3月19日のキックオフからもうすぐ1ヵ月が経とうとしており、参加企業・プロメンター・MUFGメンター・ファシリテーター(事務局)で構成されたチームでは日々熱い議論が繰り広げられています。
前回の記事ではお届けできなかったピッチの様子を本日はお送りします。

①株式会社AndGo

次世代オフチェイン技術※1を元にしたオートチャージ型仮想通貨ウォレットの開発を中心に、ブロックチェーンプロトコル層、セキュリティ技術の研究開発を行っている。

オフチェイン技術※1:ブロックチェーンの外でデータをやり取りする技術。本技術を導入することで、スケーリング問題(ブロクチェーンにおいてやり取りが増加すると容量オーバーでパンクしてしまう問題)を解決するとされている。

②MDR

量子ゲート※2と量子アニーリング※3の量子コンピュータ向けのアプリ・ミドルウェア・ハードを開発。金融モデル・各種最適化問題や耐量子コンピュータ暗号分野、深層学習用量子ビットAIチップの設計を行なっている。

量子ゲート※2:量子ビットに量子ゲートを適用して計算する方式。ゲートの組み合わせによって汎用的な量子計算を行う。IBM、Microsoft、Google等が研究中。

量子アニーリング※3:磁性体スピングラスを模したイマジングモデルに問題をマッピングする方式(膨大な選択肢からベストな選択肢を探索する)。

③株式会社クレジットエンジン

オンラインレンディングサービス「LENDY」の仕組みをプラットフォーム化し、金融機関が独自のオンラインレンディングサービスを開発できるようなサービス基盤を構築する。

④株式会社ノーニューフォークスタジオ

「日常を表現にする」をミッションに、スマートフットウェアOrphe(オルフェ)のハードウェアとソフトウェア、また足の動きから得られるデータの活用プラットフォームを開発するIoTスタートアップ。

⑤株式会社FACTBASE

インターネット上にある仮想通貨のビックデータをAIによって収集・整理し、仮想通貨市場の透明化に貢献。

⑥RESTAR株式会社

不動産会社・金融機関向けの、事業用不動産の評価等を支援するSaaSの開発。主な機能は、
情報検索プラットフォームと社内情報のクラウド管理。不動産評価・取引仲介活動の業務効率化、データドリブンな定量的分析の推進をめざす。

4月10日、17日には初回の集中アドバイスセッション※4が開催され、5月からリーガルセッションといったレクチャーセッション※5も始まります。プログラムは始まったばかり、と気の緩んだ時間も与えないこのスケジュールの中、どのようなアイデアがブラッシュアップされ、イノベーションが生まれていくのでしょうか…。
引続き、事務局から皆さまにプログラムの様子をお届けしますので、楽しみにお待ちください。

集中アドバイスセッション※4:各チームを担当しているプロメンター以外からアドバイスを貰える機会。事業内容を始めて聞くベンチャーキャピタリストに指導を受けることで、新たな気づきを得ることが目的。 レクチャーセッション※5:各専門家による講義を聴き専門知識を得ると共に、個別に課題等の相談を実施。