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コーポレート・ガバナンス報告書

関連当事者間の取引

MUFG関連当事者間取引ガイドライン

1. 関連当事者間取引(利益相反取引)の概要

1-1. 取締役・執行役の善管注意義務と忠実義務
取締役・執行役は善管注意義務と忠実義務を負うため、この義務の一内容として、会社の利益を犠牲にして自己または第三者の利益を図ることが禁止されている。
1-2. 利益相反取引
会社が取締役・執行役と会社との利益が相反する取引を行うことを一般予防的に制限するため、法令(会社法356条1項2・3号、365条1項、419条2項)は、以下の取引を利益相反取引としている。
  • 〈直接取引〉取締役・執行役が自己または第三者のために会社と取引を行うこと
  • 〈間接取引〉会社が取締役・執行役との間で利益が相反する取引をすること
    (当社の取締役・執行役が、当社の100%子会社ではない会社の代表権を有しており、その立場で債権者から貸付を受けるに際し、当社が当該債務を保証する等)

2. 取締役・執行役の利益相反取引に関する義務

2-1. 取締役会の事前承認
当社の取締役・執行役が利益相反取引を実行する場合は、あらかじめ取締役会の承認を受ける義務がある。
なお、利益相反取引であるにも係らず、取締役会の承認を受けないまま取引を実行した場合、当該取締役・執行役は、任務懈怠に基づく損害賠償責任を負うこととなる。
2-2. 取引の事前報告
利益相反取引に該当する可能性のある取引を実行しようとする当社の取締役・執行役は、取締役会の議長および事務局に予め概要を説明のうえ、報告する必要がある。
取締役会の議長が当該取引の取締役会決議の要否を確認するために、事務局は必要に応じて弁護士に確認を行い、議長へ報告する。
2-3. 取締役会審議・決議への不参加

利益相反取引の承認に当たり、利益相反の相手方である当社の取締役・執行役は、特別利害関係人(会社に対する忠実義務を誠実に履行することが困難と認められる関係)となるため、当該取締役・執行役は、当該事案の取締役会審議・決議には参加しないこととする。

 

なお、現時点では、当社には主要株主(当社株式を議決権ベースで10%以上保有している株主)は存在しないが、主要株主が現れた場合には、主要株主との取引についても、取締役・執行役との利益相反取引に準じて取締役会が定める適切な手続を経るものとする。

(参考)利益相反取引に関する類型

1. 直接取引の例

  • 当社の取締役・執行役が当社の100%子会社ではない他の会社の代表取締役を兼任している場合で、当該取締役・執行役が当該他の会社を代表して当社と直接取引をするとき。
  • 当社の取締役・執行役が当社の100%子会社ではない他の会社の取締役(代表取締役を除く)を兼任している場合で、当該取締役・執行役が代理や交渉窓口等になること等により当該他の会社のために当社と直接取引をするとき。
  • 当社の取締役・執行役が当社の100%子会社ではない他の会社の支配人その他の使用人である場合で、当該取締役・執行役が代理や交渉窓口等になること等により当該他の会社のために当社と直接取引をするとき。
  • 当社の取締役・執行役が他の会社の株式の過半数(議決権ベース)を保有しており、又はそれ以外の方法により他の会社の経営を実質的に支配している主宰者と認められる場合で、当該他の会社が当社と直接取引をするとき。
  • 当社の取締役・執行役と生計を同一にしている者が当社の100%子会社ではない他の会社の代表取締役である場合で、その者が当該他の会社を代表して当社と直接取引をするとき。

2. 間接取引の例

  • 当社の取締役・執行役が当社の100%子会社ではない他の会社の代表取締役を兼任している場合で、当該取締役・執行役が当該他の会社を代表して債権者から貸付を受けるに際し、当社が当該債務を保証するとき。
  • 当社の取締役・執行役が他の会社の株式の過半数(議決権ベース)を保有しており、又はそれ以外の方法により他の会社の経営を実質的に支配している主宰者と認められる場合で、当該他の会社が債権者から貸付を受けるに際し、当社が当該債務を保証するとき。

3. 取締役・執行役個人との利益相反取引等

  • 取締役・執行役個人またはそれらの個人と生計を同一にしている者との利益相反取引
  • 取締役・執行役個人またはそれらの個人と生計を同一にしている者に対する第三者割当増資、新株予約権の付与
  • 取締役・執行役個人の会社に対する責任の一部免除
  • 当社と取締役・執行役との間の訴えにおいて当社の代表者を定めること
  • 代表取締役・代表執行役の解職
以上

経営陣幹部の選任理由

氏名 役職 選任理由
氏名
三毛 兼承
役職
執行役会長
選任理由
2005年に株式会社東京三菱銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行システム統合推進部長、コーポレートサービス長、国際部門共同部門長、取締役頭取執行役員、アユタヤ銀行取締役、米州MUFGホールディングスコーポレーション会長、MUFGユニオンバンク会長、並びに当社国際事業本部長、代表執行役社長等を経て、現在、当社取締役執行役会長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
亀澤 宏規
役職
代表執行役社長
グループCEO
選任理由
2010年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行融資企画部長、市場企画部長、米州本部副本部長兼ニューヨーク支店長(MUFGユニンオンバンク出向兼務)、副頭取CDTO(デジタル企画部担当)、並びに当社投融資企画部長、米州副担当、グループCIO、グループCDTO等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役、並びに当社取締役代表執行役社長グループCEOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
森 浩志
役職
執行役専務
グループCLO
選任理由
弁護士としての豊富な経験と法務全般に関する専門的な知見を有しており、西村あさひ法律事務所パートナー弁護士、並びに三菱UFJ証券ホールディングス株式会社社外取締役(監査等委員)等を歴任し、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役専務執行役員CLO、並びに当社執行役専務グループCLOを務めております。
当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
横山 修一
役職
執行役専務
グループCAO兼監査部長
選任理由
2016年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、リスク統括部長、営業第四本部長、CRO(リスク統括部・融資企画部担当)、並びに当社リスク統括部長、グループCRO等を経て、現在、当社執行役専務グループCAO兼監査部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
板垣 靖士 
役職
執行役専務
グループCOO-I兼
グローバルコマーシャルバンキング事業本部長
2013年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行アジア・オセアニア企画部長、グローバルコマーシャルバンキング部門副部門長、バンクダナモン担当(バンクダナモン出向)、並びに当社アジア・オセアニア統括部長、グローバルコマーシャルバンキング事業担当を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役副頭取執行役員グローバルコマーシャルバンキング部門長兼COO-I (経営企画部(海外事業)・国際事務企画部担当)、並びに当社執行役専務グループCOO-I兼グローバルコマーシャルバンキング事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
堀川 賢治
役職
執行役専務
グループCHRO
2016年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行神戸支社長、法人業務部部長を経て、現在、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社取締役専務執行役員グローバルCSO兼グローバルCHRO、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社取締役専務執行役員CSO兼CHRO、並びに当社執行役専務グループCHRO兼グループDeputy CSO兼グループDeputy CDTOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
十川  潤
役職
代表執行役専務
グループCFO
選任理由
2016年に三菱UFJ信託銀行株式会社の執行役員に就任以来、同社法人マーケット統括部長、CSO、CFO、株式会社三菱UFJ銀行財務企画部長、営業本部長、並びに当社財務企画部長、信託企画部長、グループDeputy CSO、グループDeputy CFOを経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行専務執行役員CFO(経営企画部(財務・資源運営)・財務企画部担当)、並びに当社代表執行役専務グループCFOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
築山 慶太郎
役職
執行役常務
グループCCO
選任理由
2018年に株式会社三菱UFJ銀行の執行役員に就任以来、同行ユニオンバンク出向兼グローバル金融犯罪対策部部長、COO-I補佐、並びに当社米州統括部部長、米州コンプライアンス部部長等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役常務執行役員CCO(コンプライアンス統括部・グローバル金融犯罪対策部担当)、並びに当社執行役常務グループCCOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
越智 俊城
役職
執行役常務
グループCIO
選任理由
2018年に株式会社三菱UFJ銀行の執行役員に就任以来、同行システム企画部長、当社事務・システム企画部長、システム企画部副担当、並びに三菱UFJニコス株式会社常務執行役員システム統合本部長等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役常務執行役員CIO(システム企画部・グローバルIT部・サイバーセキュリティ推進部担当)、並びに当社執行役常務グループCIOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
髙瀬 英明
役職
代表執行役常務
グループCSO
選任理由
2017年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、グローバルコマーシャルバンキング企画部長、経営企画部長、欧州副担当、COO-I、並びに当社執行役員国際企画部長、グローバルコマーシャルバンキング企画部長、グループCOO-I等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役常務執行役員CSO、並びに当社執行役常務グループCSO(経営企画部(除く財務・資源運営兼海外事業)担当)兼総務部担当を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
横幕 勝範
役職
執行役常務
グループCRO
選任理由
2018年に株式会社三菱UFJ銀行の執行役員に就任以来、監査部長、欧州副担当、営業本部長、並びに当社監査部部付部長、欧州副担当を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行常務執行役員CRO(リスク統括部・融資企画部担当)、並びに当社執行役常務グループCROを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
宮下 裕
役職
代表執行役専務
法人・ウェルスマネジメント事業本部長
選任理由
2016年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行融資企画部長、CSO、会長行室担当、並びに当社融資企画部長、経営企画部長、グループCSO等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役専務執行役員法人・ウェルスマネジメント部門長、並びに当社代表執行役専務法人・ウェルスマネジメント事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
中濱 文貴
役職
執行役専務
グローバルCIB事業本部長
選任理由
2018年に株式会社三菱UFJ銀行の執行役員に就任以来、国際法人部長、シンジケーション・プロダクツ統括部長、グローバルCIB部門副部門長、並びに当社国際法人部長、ソリューション企画部長、グローバルCIB事業担当等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役専務執行役員グローバルCIB部門長、並びに当社執行役専務グローバルCIB事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
関 浩之
役職
執行役専務
市場事業本部長

選任理由
2016年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、市場企画部長、資金証券部長、人事部長、法人・リテール部門副部門長、並びに当社市場企画部長、人事部長、法人・リテール事業本部長補佐(業務推進担当)を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役専務執行役員市場部門長、並びに当社執行役専務市場事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
秋田 誠一郎
役職
代表執行役専務
コーポレートバンキング事業本部長
選任理由
2015年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行営業第一本部営業第三部長、米州MUFGホールディングスコーポレーション出向、アユタヤ銀行頭取等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役副頭取執行役員コーポレートバンキング部門長、並びに当社代表執行役専務コーポレートバンキング事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
伊原 隆史
役職
執行役専務
受託財産事業本部長
 
選任理由
2016年に三菱UFJ信託銀行株式会社の執行役員に就任以来、同社ロンドン支店長、受託財産企画部長、受託財産副部門長、インベスターサービス事業長、並びに当社欧州統括部部長、受託財産企画部長等を経て、現在、三菱UFJ信託銀行株式会社取締役専務執行役員受託財産部門長・国内インベスターサービス事業長、並びに当社執行役専務受託財産事業本部長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。
氏名
山本 忠司
役職
執行役常務
リテール・デジタル事業本部長兼グループCDTO
 
選任理由
2018年に株式会社三菱UFJ銀行の執行役員に就任以来、同行融資企画部長、経営企画部長、CSO、並びに当社融資企画部長、経営企画部長、グループDeputy CSO等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役常務執行役員リテール・デジタル部門長兼CDTO (リテール・デジタル企画部担当)、並びに当社執行役常務リテール・デジタル事業本部長兼グループCDTOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有していることから、当社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に貢献できると判断し、執行役に選任しました。

取締役の指名理由

氏名 役職 指名理由
氏名
藤井 眞理子
役職
社外取締役
指名理由
藤井眞理子氏は、大蔵省に勤務の後、東京大学先端科学技術研究センター教授、特命全権大使を歴任し、この間培った金融・経済やリスク管理に関する専門的な知見と豊富な経験を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実質的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。
氏名
本田 桂子
役職
社外取締役
指名理由
本田桂子氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク日本支社に勤務の後、世界銀行グループの機関である多数国投資保証機関長官CEOを歴任し、この間培った金融・経済に関する専門的な知見と豊富な経験を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。
氏名
加藤 薰
役職
社外取締役
指名理由
加藤薰氏は、株式会社NTTドコモ代表取締役社長等を歴任し、経営者としての豊富な経験と高い識見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。なお、同氏は、過去に株式会社NTTドコモのシニアアドバイザーを務めておりましたが、2023年6月に退任しており、同社の経営には関与しておりません。また、同社と当社グループとの間における2022年度の取引額は、同社連結売上高及び当社連結業務粗利益の1%未満であること等から、独立性の影響を与えるものではありません。
氏名
桑原 聡子
役職
社外取締役
指名理由
桑原聡子氏は、弁護士としての豊富な経験と法務全般に関する専門的な知見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。なお、同氏は、現在、外苑法律事務所のパートナーを務めておりますが、同事務所と当社との間に顧問契約、及び取引はありません。また、過去に森・濱田松本法律事務所のパートナーを務めておりましたが、2020年4月に同事務所を退職しており、退職後は同事務所の運営に関与しておりません。また、同事務所と当社との間における2022年度の取引額は、同事務所の売上高の1%未満であること等から、独立性に影響を与えるものではありません。
氏名
野本 弘文
役職
社外取締役
指名理由
野本弘文氏は、東京急行電鉄株式会社(現東急株式会社)代表取締役社長等を歴任し、現在、同社代表取締役会長を務めており、経営者としての豊富な経験と高い識見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。なお、同氏は、現在、東急株式会社の代表取締役会長を務めておりますが、同社と当社グループの間における2022年度の取引額は、同社連結売上高及び当社連結業務粗利益の1%未満であること等から、独立性に影響を与えるものではありません。
氏名
デイビッド・スナイダー
役職
社外取締役
指名理由
デイビッド・スナイダー氏は、弁護士としての豊富な経験と企業法務やM&A分野における専門的な知見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図るため、グローバルな視点に基づき当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役として指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、東京証券取引所が定める独立性判断基準に抵触せず、また、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。
なお、同氏は過去に Simpson Thacher & Bartlett LLPのパートナーを務めておられましたが、2021年に同事務所を退職しており、退職後は同事務所の運営には関与していないことから、独立性に影響を与えるものではありません。
氏名
辻 幸一
役職
社外取締役
指名理由
辻幸一氏は、公認会計士としての豊富な経験と会計・監査に関する専門的な知見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図る観点から、当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。なお、同氏は、過去に新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)理事長を務めておりましたが、2019年6月に退任しております。また、退任後はEYジャパン合同会社Chairman&CEOを務めておりましたが、2021年6月に退職しており、退職後は同社の運営には関与していないこと等から、独立性に影響を与えるものではありません。
氏名
タリサ・ワタナゲス
役職
社外取締役
指名理由
タリサ・ワタナゲス氏は、タイの元中央銀行総裁としての豊富な経験と金融・経済に関する専門的な知見を有しております。当社の持続的成長を促し中長期的な企業価値の向上を図るため、グローバルな視点から当社取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化に貢献いただけると判断し、社外取締役に指名しました。
なお、同氏は、過去に社外取締役又は社外監査役となること以外の方法で会社経営に関与したことはありませんが、上記の理由により、社外取締役としての職務を適切に遂行していただけるものと判断しております。
【独立性に関する事項】
同氏は、当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」を満たしております。
氏名
宮永 憲一
役職
取締役
指名理由
2009年に三菱UFJ信託銀行株式会社の執行役員に就任以来、同社投資企画部役員付部長、海外アセットマネジメント事業部長、法人ビジネス副部門長、証券代行事業長、CAO、並びに当社グループDeputy CAO等を経て、現在、当社取締役常勤監査委員を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
氏名
新家 良一
役職
取締役
指名理由
2014年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、国際業務部長、アジア・オセアニア営業部部長(特命担当)、インド総支配人、営業第二本部長、米州副担当兼ニューヨーク支店副支店長(MUAH出向兼務)を経て、現在、当社取締役常勤監査委員を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
氏名
三毛 兼承
役職
取締役
指名理由
2005年に株式会社東京三菱銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行システム統合推進部長、コーポレートサービス長、国際部門共同部門長、取締役頭取執行役員、アユタヤ銀行取締役、米州MUFGホールディングスコーポレーション会長、MUFGユニオンバンク会長、並びに当社国際事業本部長、代表執行役社長等を経て、現在、当社取締役執行役会長を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
氏名
亀澤 宏規
役職
取締役
指名理由
2010年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行融資企画部長、市場企画部長、米州本部副本部長兼ニューヨーク支店長(MUFGユニオンバンク出向兼務)、副頭取CDTO、並びに当社投融資企画部長、米州副担当等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役、並びに当社取締役代表執行役社長グループCEOを務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
氏名
長島 巌
役職
取締役
指名理由
2011年に三菱UFJ信託銀行の執行役員に就任以来、同社証券投資部長、経営企画部・フロンティア戦略企画部担当、市場国際部門長、副社長人事部・経営企画部FinTech推進室担当、並びに当社経営企画部長、国際事業本部副本部長、市場事業本部副本部長、グループCHRO等を経て、現在、三菱UFJ信託銀行株式会社取締役社長、並びに当社取締役を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
氏名
半沢 淳一
役職
取締役
指名理由
2014年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行経営企画部長、名古屋営業本部長、CCO、並びに当社財務企画部副部長、経営企画部長、グループCCO等を経て、現在、株式会社三菱UFJ銀行取締役頭取執行役員、並びに当社取締役を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。
小林 真
取締役 2011年に株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)の執行役員に就任以来、同行ストラクチャードファイナンス部長、ソリューション本部長、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社の経営企画部副担当、グローバルCSO、並びに当社ソリューションユニット担当等を経て、現在、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社取締役社長、三菱UFJモルガン・スタンレー証券取締役社長、並びに当社取締役を務めております。
当社グループの事業に精通し、当社グループの経営管理を適切に遂行できる豊富な業務経験と幅広い知見を有しており、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定機能や監督機能の実効的な強化を期待できるため、取締役に指名しました。