デジタル化がもたらす、新しい暮らしと働き方。自分の中の「当たり前」が変われば、ワクワクする未来が見えてくるかもしれません!
今回はデジタルで「煩雑さ」を無くし、新しい働き方をめざすMUFGの取り組みを紹介します。

「デジタルMU(ミュー)*」がデジタルサービス企画部 勝見さん(左) 河合さん(右) にインタビューします。
*デジタル化された社会での金融機関のあるべき役割を探るために、MUFGの某部署が極秘に開発したAI搭載の人型ロボット。いろんな従業員にインタビューして、学びを深めていきます。
「心のコスト」を減らしてコミュニケーションを活性化
デジタルMU 「デジタルのチカラでMUFGの従業員の働き方自体も大きく変わるんでしょうか?」
デジタルMU 「仕事のやり方が変わりますね! こうした取り組みの先に、どのような未来が待っているのでしょうか。」

MUFGがめざす「『煩雑さ』を無くした新しい働き方」
河合 BPRは、道路整備のイメージに近いかもしれません。曲がりくねっていたり交差点で混雑していたり、また路面が凸凹では、目的地に素早くたどり着くことができません。インフラを整えることで、ストレスのない、快適なドライブが実現します。
言い換えれば、煩雑さとは心のコストです。それがなくなることで、人と人のコミュニケーションも活性化され、本来“人間”が付加価値をつけられる部分により時間をかけることができるようになります。デジタル化により、お客さまと従業員の関わりは増えていき、笑顔が増えていくと思います。
勝見 もう一つ、煩雑さを解消するために欠かせないのが働き方の多様化です。時間や場所を選ばない、一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が実現することで、仕事をするにも余裕が生まれると考えています。
毎日の中に少しずつ余裕を持つことができるようになると、例えば毎日行っている業務の中に小さな気付きが生まれたり、業務を見直したりするきっかけにも繋がると思います。そのような気付きの積み重ねから、お客さまや社会のニーズの変化に応じて、業務をスピーディに見直すことも可能になるでしょう。
固定観念からの脱却が未来への第一歩
デジタルMU 「具体的にはどんな仕事が効率化されているのですか?」
河合 例えば、単純入力作業やデータの分析、資料作成など、時間のかかる煩雑な業務です。それらをシステムやロボット、AIが代替することで、従業員は、お客さまを訪問したり、企画をご提案したりといった仕事に集中することができます。
また煩雑さの解消は、よりやりがいのある仕事を追求することにも繋がります。例えば、トレーディング業務では自動約定によってオペレーションの時間を減らし、従業員は戦略を考える業務に集中できるようになりました。また、MUFG全体で業務を最適化する新しい挑戦も始まっています。
勝見 コロナ禍をきっかけに、出社を前提に行っていた書面への捺印・署名業務への対応が課題になっていましたが、2021年3月に電子署名ソリューションを導入しました。このソリューションをきっかけに社内プロセスの見直しも行い、印鑑レス、ペーパーレス化がさらに加速しています。
ビジネスも働き方も、これまでの固定観念から脱却することが、めざす未来への第一歩だと思っています。
デジタルMU デジタルで「当たり前」を変えていくということですね!