健康経営
健康経営の考え方
MUFGが掲げるパーパス「世界が進むチカラになる。」の実現に向け、社会、お客さまをはじめとする全てのステークホルダーの課題に徹底的に向き合い、その解決に取り組むためには、社員の心身の健康が何よりも重要と考えます。銀行、信託、証券の各社は、それぞれ「健康経営宣言」を発信し、経営ミッションの一つとして、健康経営の推進に取り組んでいます。
具体的には、グループ各社に在籍する産業医や産業保健スタッフならびに健康保険組合等が連携し、健康診断、ストレスチェック、各種健康相談などを通じ、社員の心身の健康管理に取り組んでいます。加えて、それらを含むさまざまな健康施策ごとにKPIを設定してモニタリングし、施策を実施するのみならず、評価・改善に取り組んでいます。
時間外勤務の削減
MUFGでは、時間外労働時間、長時間労働者数を定期的にモニタリングし、グループを挙げて労働環境の改善に取り組んでいます。MUFGグループ各社では、日々の勤務管理において、PCのログイン・ログオフ時刻を記録し、一人ひとりの正確な勤務実態を把握しているほか、労働時間の上限設定や勤務間インターバルを意識した運営等を行っています。
また、RPA(Robotic Process Automation)を活用した業務効率化や、最終退社目標時刻や早帰り日の設定により、長時間労働の是正に努めています。
その結果、日本国内では、足元、時間外勤務時間の削減が進んでいます。
グループ各社の取り組み
- 定期健康診断の実施
- ストレスチェックの実施
- 安全衛生管理規程の制定
- 衛生委員会の開催
- 職場巡視の実施
- 産業医による長時間労働者面談の実施
- 産業保健スタッフによる健康相談、カウンセラーによるカウンセリング
- 「健康相談室だより」等の社員向け情報発信
- インフルエンザ予防接種補助金制度
MUFGにおける健康経営優良法人2023(大規模法人部門)認定
経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」において、信託は「健康経営優良法人(大規模法人部門ホワイト500)」に、証券は「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に、それぞれ認定されました。
信託では、『「安心・豊かな社会」を創り出す信託銀行~社会・お客さまの課題を解決できるプロフェッショナル集団』を「サステナビリティ活動指針」に掲げており、社員一人ひとりの心身の健康こそがチカラの源泉であり、社員が健康であってこそ、組織の活性化や生産性の向上が実現すると考えています。このような考えのもと、同社では、社員の心身の健康並びに社員の家族の幸せのために、さまざまな取り組みを通じて「健康経営」を実践し、社会やお客さまからの信頼や期待に一層お応えしていきます。
証券では、お客さま、そして社会にとってより良い明日の実現に向けた不断の挑戦を続ける決意のもと、スローガンとして『Challenge For Better Tomorrow』を掲げ、社員一人ひとりがプロとしての専門性を磨き、変革へのチャレンジを続けています。その実現のためには、社員一人ひとりが心身ともに健康で幸せであることが何よりも大切であり、さまざまな取り組みを通じて「健康経営」を実践し、 『社員を幸せにする会社』を実現していきます。