DEIステートメント(2024年4月に制定・公表)
MUFGは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)の推進を重要な経営課題の⼀つとして位置付け、ジェンダー、障がい、国籍、人種、年齢、性的指向など、多様な属性や価値観を持つ社員⼀人ひとりが公平・公正な成⻑機会を得ながら自身の能⼒を最大限に発揮できる組織・職場環境づくりに取り組んでいます。
社員⼀人ひとりが互いの違いや持ち味を認め合いながら新しい価値を創造し、全てのステークホルダーが持続可能な未来、新たなステージへと進むチカラとなるべく、DEI推進に全⼒で取り組みます。
DEI推進体制
2006年に「女性の働きがい向上」を主目的とした専任組織を発足したところから取り組みが始まり、2010年以降は、女性のみならず「多様な社員の働きがい向上」をめざし、「インクルージョン&ダイバーシティの推進」として取り組みの範囲を広げてきました。2018年からは、銀行、信託、MUMSSの3社が協働してグループにおけるDEI推進に取り組んでおり、グローバルにおいては、これまでも各地域のDEI推進チームが各地域における課題解決を図ってきました。
2023年度からは、エクイティ(公平・公正性)の観点をより明確にするとともに、グローバル共通の課題として「ジェンダー平等」「人材育成」「風土醸成」の3つの柱を掲げ、各地域のCHROとDEI推進チームが密に連携し、さまざまな取り組みを加速しています。
上記のDEIステートメントの方針やめざす姿に基づいて、引き続き、経営トップのコミットメントのもと、MUFGグループ全体の経営戦略としてDEIを推進していきます。
役員報酬制度との連動
役員報酬は、短期的な業績目標の達成のみならず、中長期的な企業価値の向上に対する役員の貢献意欲を高め、変革に向けた取り組みを後押しすることを目的として制度設計しています。
DEIのさらなる浸透・推進に向けて、2022年度に役員賞与の職務遂行状況(定性評価)の中に、DEI推進に関する目標を追加し、2024年度からは役員の株式報酬の業績連動係数に女性マネジメント比率を採用しています。