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金融サービスへの平等なアクセス確保

MUFGは、金融サービスへのアクセス機会の提供を通じて、新興国・途上国の経済発展支援や、人々の生活水準の改善、情報格差の是正に貢献しています。
金融サービスへの平等なアクセス確保

取り組み事例

HATTHA Bank Plc.を通じたマイクロファイナンスの提供

HATTHA Bank Plc.を通じたマイクロファイナンスの提供

パートナーバンクであるタイのクルンシィ(アユタヤ銀行)では、カンボジアの子会社HATTHA Bank Plc.(以下 HTB)等によるマイクロファイナンスを通じて、新興国・途上国のお客さまが金融サービスにアクセスする機会を提供しています。

HTBでは、マイクロファイナンスの提供とともに低所得者向けの金融教育を行い、人々の生活水準の改善に貢献しています。

Grab社との協働

Grab社との協働
Grabとパートナーバンクの協働により、ドライバーや小規模フード加盟店等、これまで銀行サービスが充分に行き届いていない層へ預金、ローン商品を提供しています。Grabのデータやパートナーバンクのノウハウ等を活用することで、これまで取引のなかった顧客の金融ニーズに応え顧客層の拡大を実現するとともに、金融包摂へも貢献しています。

クルンシィ(アユタヤ銀行)における金融リテラシー向上に向けた取り組み

クルンシィ(アユタヤ銀行)における金融リテラシー向上に向けた取り組み

クルンシィでは、基礎的な金融知識や貯蓄に関する知識の向上を目的とした「Krungsri Financial Literacy: Simple to Learn」プロジェクトを2015年よりタイ国内の小学校4~6年生向けに提供しています。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中でも継続できる活動をめざし、クルンシィは教育委員会(OBEC)、教育基金(EEF)、およびタイ銀行(BOT)と協働し、金融知識をわかりやすく学べるアニメーションシリーズを作成しました。本アニメーションは28,000校を超える小学校に配布され、多くの子どもたちの金融知識の向上に貢献しています。

ダナモン銀行における金融リテラシー向上に向けた取り組み

パートナーバンクであるインドネシアのダナモン銀行では、近隣地域の生活の質の向上に貢献すべく、政府の金融リテラシープログラムを支援しています。

また、ダナモン銀行は金融リテラシーを年間10〜20%向上させるという目標を掲げており、プログラムの質を向上させるために、定期的な評価とモニタリングを継続して行っています。

2021年度には、個人・法人の資産管理や、投資商品・方法などを紹介する91個の動画をBank Danamon channel(YouTube)を通じて公開しました。

さらに、ダナモン銀行は西スマトラ等の地域で中小零細企業向けに金融に関するセミナーを開催し、金融リテラシー向上を図るとともに、健康を支援するためのメディカルキットを配布しました。

ダナモン銀行における金融リテラシー向上に向けた取り組み
ダナモン銀行における金融リテラシー向上に向けた取り組み
(2022年9月現在)