[ ここから本文です ]

教育格差の是正

教育は安定した社会の礎、かつ持続的な経済成長の源泉です。従来、金融機関の使命として、金融リテラシー向上のための金融経済教育を推進してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて浮き彫りとなった教育格差是正のため、より一層の支援を実施しています。
教育格差の是正

取り組み事例

国連SDGsに関わる情報提供をサポート

RELXは、ロンドン証券取引所FTSE-100銘柄に選定される、情報サービス業界におけるグローバルリーディング企業です。同社はサステナビリティへの取り組みに注力しており、ESG関連の外部評価は同業他社の中でも最高値を獲得するなど、外部からも高い評価を得ています。

2022年4月、MUFGはサステナビリティ・コーディネーターとして、同社にとって初となるサステナビリティ・リンク・ローンを組成しました。

同社は自社情報提供サイト「RELX SDG Resource Centre」を通じ、2030年までに貧困撲滅・地球保護・すべての人の繁栄をめざすSDGs の17目標に関わる情報を無償提供し、SDGsの認知・理解を促進することで世界に貢献することをめざしています。MUFGは本ローン支援を通じ、かかる取り組みを支援しています。

教育現場の質の向上に貢献

教育に対する高い資質・能力を有する人材を教師として学校現場に2年間送り出すフェローシッププログラムを支援するため認定NPO法人Teach For Japanに寄付を実施しました。
教育現場の質の向上に貢献

新型コロナウイルス感染症拡大への対応

経済的な理由等で進学を諦めざるを得ない子どもたちや、病気や災害等で親を亡くした子どもたちを支援するため、一般財団法人あしなが育英会および公益財団法人日本国際教育支援協会へ総額10億円の寄付を実施しました。
一般財団法人あしなが育英会

「Mentoring Works」プログラムを通じた学生支援

ロンドン支店では、2013年より教育プログラム「Mentoring Works」を主催するBIG Allianceとともに、英国イズリントン地域の学生を支援しています。

このプログラムでは、教育や雇用において不利な立場にある学生への支援に注力しています。推定47.5%の子どもたちが貧困下での生活を強いられているとされる同地域では、新型コロナウイルス感染症拡大により教育格差が拡大しており、支援の重要性はますます高まっています。

「Mentoring Works」では、協賛企業のボランティアと学生をマッチングさせ、就職時に必要な知識やスキルを習得できるようにサポートしており、MUFGからは、2013年以来、のべ285名のメンターが参加しました。

MUFGは、学生たちが経済的な状況に影響されずにめざすキャリア形成を達成できるように支援しています。

「Mentoring Works」プログラムを通じた学生支援

MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金による支援

2011年4月に「MUFG・ユネスコ協会東日本大震災復興育英基金」を創設し、震災により親を亡くした児童・生徒を対象にした奨学金制度により子どもたちを継続的に支援しています。基金の総額は30億円前後になる見込みです。
(2022年9月現在)