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金融経済教育

MUFGでは、金融経済教育活動を地域貢献活動の一環として実施しています。総合金融グループならではの特徴を活かし、さまざまなプログラムを提供しています。  

職場体験学習と出前授業

職場体験学習と出前授業
銀行では営業拠点を中心に、近隣地域の小・中・高生たちに「職場体験学習」や学校への「出前授業」を通じた金融経済教育を実施しています。「金融経済」や「社会における銀行の役割」について学習するだけでなく、「仕事をする上で大切にしていることは?」「チームで働くとはどんなことか」について従業員へのインタビューや支店での業務体験などを通して気付きや学びを得られる活動となっています。模擬紙幣での札勘や、1億円の重さ体験なども好評で「銀行の裏側を初めて見て驚きと発見があった!」との感想が寄せられています。

小学生向けプログラム「お金の力 -VALUE-」

小学生向けプログラム「お金の力 -VALUE-」

証券では、2022年度より「お金の力 -VALUE-」を実施しています。本プログラムはカードを使った対話やグループディスカッションを通して、お金との前向きな付き合い方を模索していく探求型プログラムです。金融の知識や仕組みについての外形的な知識だけではなく、「お金を大切に使うとはどういうことか?」という問いと向き合うことで、お金や経済の人生における役割を体験的に学習します。

 

プログラムに参加した子どもたちからは「お金を大切にすることは『節約することだ』と思っていたが、プログラムを通じて『生きていくうえで大切なお金をどれだけ大事に使えるか』に考えが変わった」等の感想が寄せられています。

中学・高校生向けプログラム「教室で体験するインターンシップ『株の力』」

証券では、「株式会社教育と探求社」と共同で開発した独自の金融経済教育プログラム「教室で体験するインターンシッププログラム『株の力』」を提供しています。このプログラムは、全5回の授業の中で生徒たちが株式について学び、感じ取った「株の力」を証券の模擬新聞広告という形でチームごとに表現し、発表するものです。2022年度は、首都圏等の中学校・高校計12校・約600名の生徒が参加して合計約120作品が完成。その中から各校代表の11チーム(生徒40名)が対面とオンラインにて作品を発表しました。また、本社発表会には社長をはじめ役員が参加して中高生に熱いメッセージを送りました。

大学生向けプログラム「株の力 for 大学生」

証券は、「株の力 for 大学生」を2019年より実施しており、これまでに受講した学生数は延べ16大学、500人を超えます。
このプログラムに参加する学生たちは、株の力を用いて社会課題の解決に取り組みます。授業は1コマ90分のグループワーク形式で行い、前半は株式や証券市場・証券会社の機能や役割について当社社員から学びます。後半は、SDGsの17の開発目標(ゴール)の中から、自分たちが達成したい目標を選び、前半で学んだ株の力や証券機能を使って解決策を考え、最後にグループ毎に発表します。参加した学生からは、「マクロ経済などの授業で学ぶ株とは別の視点で学びがあった」「SDGsの理解が深まった」「将来証券会社に入社したいと思った」といった前向きな感想が寄せられています。

金銭啓発活動

アコムでは、「ローン・クレジット」などの金銭知識、「家計管理」や「消費者信用業界の概要」に関する講義を学生向けに行っています。未来を担う学生たちが将来金銭トラブルに巻き込まれることのないよう、社会人になる前からお金の大切さを身に着けていただきたいとの思いから、金銭啓発活動を実施しています。2022年度は22回講義を行い、約1,800名の方が受講しました。
金銭啓発活動