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[戦略]MUFGカーボンニュートラル宣言

MUFGカーボンニュートラル宣言

当社は、持続可能な環境・社会の実現に貢献するため、世の中の期待と事業との親和性を踏まえ、MUFGが優先的に取り組む10の環境・社会課題を選定しており、その中の1つとして「気候変動対応・環境保全」を掲げています。加えて、2021年5月に「MUFGカーボンニュートラル宣言」を公表し、新たな一歩を踏み出しました。この宣言のもと、MUFGは、投融資ポートフォリオのGHG排出量の2050年ネットゼロ、当社自らのGHG排出量の2030年ネットゼロをめざし、グループ・グローバルで一体となり、さまざまな取り組みを進めています。
MUFGカーボンニュートラル宣言

カーボンニュートラル実現に向けた考え方

MUFGは、脱炭素社会へのスムーズな移行の支援や、環境と経済の好循環への貢献により、最大のゴールである2050年ネットゼロ、1.5度目標の達成をめざしています。その実現のためには、自社排出量のネットゼロのみならず、お客さまの脱炭素化が不可欠であり、地域や事業特性を正しく理解した上で、エンゲージメントを通じて、お客さまと課題を共有し、ともに脱炭素化に向けて歩んでいくことが重要であること考えています。
カーボンニュートラル実現に向けた考え方

カーボンニュートラル実現に向けたロードマップ

カーボンニュートラル実現に向け、投融資ポートフォリオのネットゼロ、ファイナンスを通じた脱炭素化、自社排出のネットゼロへの取り組みを進め、2030年・2040年・2050年の各目標の達成に向けて対応しています。
<2022年度の主な進捗>
カーボンニュートラル実現に向けたロードマップ

移行計画の策定

2022年11月に公表された、GFANZ(Glasgow Financial Alliance for Net Zero)ガイダンスのフレームワークに沿った移行計画を2023年度中に策定し、公表する予定です。これまでの取り組みに加えて、リスク管理、エンゲージメント、人材育成などの取り組みを加速させていきます。
ガイダンス概要
  • ・2022年11月にGFANZが「移行計画ガイダンス」を公表
  • ・金融機関による2050年までの1.5℃達成に向けたネットゼロ移行計画を策定するための、任意の推奨事項がまとめられており、5つの要素と10の項目で構成 
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GFANZガイダンスのフレームワーク

今後の取り組み
  • ・主に下記取り組みを加速させ、全体の取り組みをGFANZガイダンスのフレームワークで整理し公表
  1. ①リスク管理:定性的な枠組み(注)に加えて、リスクの定量化・管理モデルへの組み込みを検討
  2. ②エンゲージメント:ビジネス・リスクを統合的に管理する仕組みの強化やエスカレーション方針等の組み込みを検討
  3. ③人材育成:各階層で能力・スキル開発を強化。ネットゼロに向けたカルチャー醸成を加速
  1. お客さまのトランジション進捗状況を確認する枠組み。進捗評価にあたり、トランジション戦略、その実行力・実現可能性、ガバナンスなどを確認
(2023年8月現在)